ドイツ―アルゼンチン2010/07/04 02:01

 スタンドで大喜びの独・メルケル首相。
 お手上げって顔したマラドーナ監督。
 大変面白いゲームでした。攻めて守って、世界のトップチームのぶつかり合いって感じでした。
 4-0と点差が開いてしまったので終盤はちょっと観戦の集中力は下がったのですが、それでも2―0ぐらいまでは、白熱していました。
 早いパス回しのドイツ、力強くドリブルで切り込んでいくアルゼンチン。
 ドイツは守り勝つイメージが強かったのですが、先のイングランド戦といい、どんどん点とっていきますね。
 点差を見ればドイツの攻撃力が勝っていたように思えますが、守備力の差のような気もします。ドイツはゴール前に行ったボールに飛び込んでいって得点。一方アルゼンチンは、ゴール前に上手くボールが転がったと思ったらオフサイド、ドリブルで切り込む技は凄いのですが完全にフリーにはなれずDFに当たり、外から打つシュートは枠に入らないかGK正面か。DFの、ゴール前を固める集中力の差に見えたのです。

 アルゼンチンもそうですが、ドイツも先制点のミュラーを始めとして若い選手が多くて今後も楽しみですね。そんな中で、ドイツはこの試合2得点、32歳のクローゼが守備に攻撃にいい仕事していました。セルビア戦でこの人が退場になった途端にドイツに隙が生じて失点したのですが、ベテラン(日韓W杯でハット決めたときはホント若かったのになあ)の存在感はそれだけ大きかったってことでしょうか。

 南米チーム好調だったこの大会で、ブラジルに続きアルゼンチンも準々決勝で敗退です。