第92回大阪大会決勝、投手戦!2010/08/01 16:06

 温い風が吹き込む午後、熱風吹き荒れる試合。
 ちょっと風邪気味なので、日曜日満員の舞洲には行かずTV観戦。

 ここまで大阪大会、ほとんど接戦続きだった大体大浪商に、圧勝続きだった履正社。履正社
もPL戦は死闘でしたが、それでも8得点あげている猛打のチーム。それをロースコアのゲームに持ち込んだのですからある意味浪商ペースだったのです。
 初回にいきなり送球ミスで履正社が先制したときは、このまま押していくのではないか、とも思ったのですが。
 浪商の北畑投手、本当によく投げました。初回に失点してから、ずうっと続いた0の行進。しかし最後、9回表にとうとうやってしまった失投。彼はまだ2年生なのですから、来年が楽しみです。
 履正社もまた、守りで魅せました。完封した飯塚投手もまた2年生なのです。そして試合の大きなポイントとなったのが、7回。浪商のいい当たりを好捕し、さらに飛んできた当たりをいい送球で同点を防いだ、履正社ライト・出口。彼はその後、9回に追加点をたたき出しました。この回さらに追加点があり、結果3-0。
 さて、打線ですが。履正社は春大会も打ち勝っていましたが、近畿大会の決勝では報徳に押さえ込まれていました。
 夏の甲子園でも、好投手相手に打ちあぐねることもあるでしょう。その時、今日のようによく守ってチャンスを逃さない試合をやってもらいたいものです。
 甲子園初勝利、がんばれ。