「劇場版仮面ライダー電王 俺、誕生」: mimikaki blog

　面白いんだけど、でもやっぱり武市さんと以蔵の姿が無いのがなんかサビシイ大河ドラマ。
　以蔵を演じていた佐藤健君は、特撮TVの主演をしていたのをきっかけに知ったのですが、すっかり実力派俳優って感じになっちゃって。

　仮面ライダー電王は番組終了後も毎年のように劇場版が制作されているのですが、今はもう、そちらには出演していないのですよねえ。
　昨夜、TVで放送されていたのは、第一回目の劇場版で、こちらには懐かしの、押しが弱くて大人しくって優しくって、でも芯の強いヒーローを演じる佐藤君を見られました。
　TV本放送でもそうだったのですが、劇場版でもやっぱり、「こいつら何でこんなことやってるの？何でこういうことになっちゃうの？」という基本的なことがさっぱり理解できないでいるし、設定のツッコミどころは満載なのですが、でもまあキャラクターがみんなカワイイからそれで良し、なのです。
　劇場版はTVとは違う路線を「時の列車」が走っていくので、ずいぶんと大昔までタイムスリップ。映画村全開で、忍者と戦う仮面ライダーの図、とか。シチュエーションをお楽しみ下さい、ということでしょうか。
時間＝記憶がテーマの物語で、時間を壊そうとする悪者を仮面ライダーがやっつける話。
　大切なことでも忘れてしまうって、あります。だけど、そのかけがえの無い時間は確かに存在していて、現在へと続いている。