ベートーベン?ベートーヴェン?2010/09/10 23:55

 寝不足気味(学生さん、夜中に騒ぎすぎ)で、筋肉痛で、しかもこの日差しの下、日傘を忘れてきてしまうという、痛恨のミス。
 公演の待ち時間でスウスウ眠りこけて、五時過ぎに帰宅してからもまた寝てしまう。

第63公演:ヴァイオリン 中西朋子 ヴィオラ 若松芳 チェロ 石田聖子
大阪クラシックロゴのTシャツにジーパン姿な女性トリオ。
 ヴェートーヴェン セレナード ニ長調Op.8
 なんとなく、日本人の感性に合っている様な気がするのです、ベートーベン。
 ですから、楽しみにしていたのですが。CTIY地下の、旧ロケット広場。ここもまた人通りが多いのは仕方ないとして、オバちゃん達立ち話するならもう少し離れたところに行ってよ、と思いつつ聴いていました。
 それと、メッチャ気になったのが、演奏に合わせて?フルフル手を動かしているオッチャン。きっとノリノリで音楽に没頭しているのでしょうが、なんか不気味で。
 演奏後に「演奏中の写真送って下さい」と石田さんがおっしゃっていましたが、でもいいんですか、演奏中にフラッシュたいて写真撮影するの?
 こういう所は、演奏者さんに接し易いのはいいんですよね。プログラムに石田さんのサインもらったお爺ちゃんの、嬉しそうな顔。

第68公演:ヴァイオリン 松川朋子 チェロ 石田聖子 ピアノ 松田みゆき
 ドビュッシー ピアノ三重奏曲 ト短調
 こう毎日大クラ通っていると、同じ演奏者さんにあたることも出てきますが、石田さんのチェロは今日二回目、全部で四回目かな。
 その石田さんがおっしゃるには、「演奏してると、暑いんです」。冷房効かない上に、ちょうど日が差していますから。聴くほうも移動は暑いですが(北御堂の石段、長くて日差しいっぱいで)、演奏は長くて体力使いますからねえ。
 それでもアンコールで、ベートーヴェン「街の歌」

第69公演:ヴァイオリン 鈴木玲子、浅井ゆきこ ヴィオラ 吉田陽子 チェロ 松隈千代恵
 CITYや北御堂では早くから並んでいたので前の席を確保できたのですが、クリスタ長堀は時間ギリギリなので、立ち見。
 ヴィオラの吉田さんは、活発な感じが印象深い(毎年最終日に弁護士会館でモーツァルトやっいて覚えてる)お姉さんですが。「どうぞ団扇で扇いでください。そして私たちに風を送って下さい」
 楽章の間にそんなこと言うの初めて聴きました。北御堂よりは涼しいのですが、やっぱり演奏すると、暑いですよね。
 ラヴェル 弦楽四重奏曲 ヘ長調
 弦を弾く、ぽぽぽぽぽんとした弾き方が印象的な曲。
 そしてすぐに次の公演へ向かう吉田さん。

 だんだん疲れてきているのですが。
 明日早起きして、最終公演の整理券を手にすることができるでしょうか。