「軍靴のバルツァー」 ― 2012/08/04 10:05
軍人さんつながりで、「パンプキンシザーズ」を思い出しました。あちらは仮想20世紀初頭の「戦後復興」こちらは仮想19世紀の「戦争前の準備期間」なのですが。
まだ中世の面影が色濃く残る近代初頭の、ヨーロッパの空気がイイ感じ。
絵とか設定とか、細かいところがとてもきっちりしていて、ある意味ではとてもオタクっぽいけど、むしろアカデミックな印象すら受けます。西洋史(政治面だけじゃなく生活史を含めて)をたくさん勉強したんだろうなあ。
軍事国家の若い将兵が、同盟国の軍事学校で先生をする話。彼を含めて、大人たちは一人残らず腹の中で何か企んでいそうな人相ワルイのばっかりです。学校の子供たちはみんな可愛い顔してるのに。
学校生活、政治工作、戦闘場面、の三つのバランスがほどよく、読みやすい。
男ばっかりでキレイドコロがいないなーと思っていたら、意外な伏兵がいてビックリしたり。
ただ、登場人物の名前が覚えられないんですいよねー、横文字で、人を名前で呼ぶことがあんまりなくて。主人公も、作中では主に「顧問」と呼ばれてるので、作品タイトルになっていなければ覚えにくかったろうなー。
まだ中世の面影が色濃く残る近代初頭の、ヨーロッパの空気がイイ感じ。
絵とか設定とか、細かいところがとてもきっちりしていて、ある意味ではとてもオタクっぽいけど、むしろアカデミックな印象すら受けます。西洋史(政治面だけじゃなく生活史を含めて)をたくさん勉強したんだろうなあ。
軍事国家の若い将兵が、同盟国の軍事学校で先生をする話。彼を含めて、大人たちは一人残らず腹の中で何か企んでいそうな人相ワルイのばっかりです。学校の子供たちはみんな可愛い顔してるのに。
学校生活、政治工作、戦闘場面、の三つのバランスがほどよく、読みやすい。
男ばっかりでキレイドコロがいないなーと思っていたら、意外な伏兵がいてビックリしたり。
ただ、登場人物の名前が覚えられないんですいよねー、横文字で、人を名前で呼ぶことがあんまりなくて。主人公も、作中では主に「顧問」と呼ばれてるので、作品タイトルになっていなければ覚えにくかったろうなー。
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