18U野球ワールドカップ2013、決勝2013/09/08 23:32

 高校生の野球ワールドカップを、ナイターでやって、日曜日のゴールデンタイムに地上波で放送してくれるなんて!(それも、バレーの日韓戦の裏で!)
 監督インタビューは尻切れになってしまいましたが、ちゃんと試合終了まで放送延長してくれましたし。
 いい時代になったもんです。私的には、五輪開催地決定よりもよほど重要事項でした。
 残念ながら、準優勝に終わってしまいましたが。
 好ゲーム、だったんじゃないでしょうか。
 両チーム本塁打0、投手戦で、地味といえば地味でしたが、緊張感はありました。
 米国も、先発投手にいい選手を起用してきましたし、緻密でコンパクトな、ニッポンの「野球」のお株を奪うような、上手さがありました。
 前半は、日本優勢でした。22.奪三振で昨年盛り上がった松井が、アメリカの打者相手でも三振を量産していきましたし、好守備もあり、先制点も奪った。
 しかし、日本、連打が出ませんでした。中盤に松井が捕まりだしてからは、米国ペース。八回に一点差まで追い上げたんですが。結局、3-2。
 試合後、主将の森友哉の泣く姿がありました。今チームでただ一人、昨年もこの大会で米国戦を戦い、本塁で吹っ飛ばされ、敗戦を経験した。
 決勝の相手が因縁のチーム、ってシチュエーション、燃えますよね。
 まあ、ぶっちゃけ、この試合の敗因は、二度の好機で打てなかった彼にあるようにも見えました。主将として、中軸打者として、昨年の悔しさを味わった者として、森君が納得できるような活躍が観られなかったことが、残念。