「おおかみこどもの雨と雪」2013/12/22 09:21

 金曜ロードショー。
 本屋で文庫本を立ち読みして「よくまとまったエエ話や」とは思ったのですが、そこでなんか満足してしまって劇場に行く気は失せてしまった作品。
 文章がさらっと読めすぎるってのも困りもんだと思いました。
 しかし映像つきで観てみると、文庫本でイメージしていた以上に感動的でした。ヒロインたちの日常風景とか、田舎の廃屋が掃除されて美しい姿を現してくるとこか、子供たちのまなざしとか。
 雨ちゃんが可愛らしかったです。やんちゃな子供が娘さんになっていく。
 子供たち二人が年齢とともに変化を見せるのに対して、母親の花さんの方は、まったくブレの無い印象でした。素敵な恋人素敵な奥さん素敵なお母さん。
 この人があまりにもひたむきでパワフルでくじけない人で、若い娘さんらしいところがまったく感じられなかったのですが。
 いや、そもそも女というものは、母親というものは、そういうものなのかもしれません。
 強くて、美しい。

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