第96回高校野球選手権大会、四日目、逆転ブーム2014/08/14 23:50

第四試合
 試合途中で外出したのですが、3点差で8回に抑えのエースが出てきたことで、このまま小松が逃げ切って初出場初勝利だろうと、何となく思っていました。
 ところが、帰って来てスポーツニュース見れば、山形中央が九回に逆転していたのでした。山形中央は先発の制球悪くて、試合は完全に小松ペース(いい打撃でした)だったのに。何がどうなったのか。

第一試合
 今年の夏は「終盤大逆転ブーム」で、東海大甲府も山梨大会決勝で5点ビハインドをひっくり返して甲子園へやってきました。
 しかし甲子園では二点差を返すこと叶わず、長野・佐久長聖が試合の主導権を握ったまま3-1で逃げ切り。二番手投手のスプリットが面白いくらいに決まって、反撃を許しませんでした。

第二試合
 若生監督のために・・・願い虚しく、九州国際大緒戦敗退。
 九国の強力打線を東海大四の西嶋投手がどう抑えるか、という下馬評だったのが、蓋を開ければ「逆やん!」・・・・北海道の東海大四打線が打ちまくって6得点。九国反撃の一打は確かに力強かったけど、一点どまりでは、この打線には寂しすぎました。
 西嶋投手の超スローカーブ(肩慣らしのキャッチボールかって思うくらい)が話題ですが、あれは投げる方は楽しいでしょうが、投げられる方はムカつくでしょうね。誰が打ってくれないかな。

第三試合
 センバツに活躍しているから、夏初出場っていうのが意外な神戸国際大付属。四球がやたら多いのに表情明るい投手だと思ったら、あちこち怪我して何度も手術した苦労人だということ。「がんばってもダメなことはあるけど 無駄ではない」・・・そういう人はメンタル強いよね。
 四死球多くても、スライダーの落差が多大きくて三振もたくさん取れる。継投で8年連続出場の聖光学院打線を二点に抑えたのだから十分合格点だと思います。しかし打つ方は1点どまり、夏初勝利ならず。