「回帰祭」2014/12/14 15:33

 汚染された地球から逃れた避難船。三百年に渡って避難民たちはその閉鎖空間で暮らしてきた。物資も情報も乏しくストレスにさらされる環境。そこで出会った三人の少年少女たち、そして謎の「喋るウナギ」が、避難船の秘密に迫っていく。
 早川文庫のSF。小林めぐみを読むのは初めてでしたが、本格的なSF設定を盛り込みつつもライトノベルのノリで読みやすい。
 ウナギさんのユーモラスな感じも良いですし。
 そして、少年少女たちが、なんていうかカワイイ。もう、お前ら甘酸っぱいよ、青春だよ、何その爽やかな三角関係。
 良いラノベでした。