第97回選手権、9日目、走力2015/08/14 16:52

第一試合
今日も朝から満員の甲子園球場で、地元チームをメッタ打ちにした仙台育英。7-1。
滝川第二は、先発投手が踏ん張れなかったうえに、あんまり塁に出られなかったから機動力も使えませんでした。

第二試合
堅実なチームカラーも良く似た感じ。
しばしば練習試合もしているという隣県対決は、4-2で古豪の鳥羽に軍配。
津商は結構打ち込まれながら、4失点に抑えたのは、守備がしっかりしていたから。でも一つだけ、せっかく鳥羽のスクイズを防いだのに三塁走者をアウトにできなかったこと。そこからばたばた失点してしまって。
初出場の公立高校が一回戦で名門を撃破した、その勢いでもう一回、全力校歌を見たかったなあ。

第三試合
今日の第一、二試合では共に負けたチームが走力を封じられましたが、「走る高校野球」の代名詞・健大高崎の機動破壊は、走ってゆさぶって相手守備を破壊する恐ろしい戦法。実際、五回に3-1と逆転した回は、バント安打からチャンスを広げました。
一方の創生館は、初回はいきなり3ベース・犠飛で先制するし、その裏で「機動破壊」の盗塁を刺すしで上々の滑り出し。逆転されてからもコツコツと追いついていったのですが……
健大高崎は相手の攻撃を1失点ずつで抑えて行ったのが大きかったです。逆に創生館は、八回裏に打ちこまれて5失点。
きちんと守れば「機動破壊」は封じられる。でも盗塁0でも勝てることを見せた健大高崎でした。