第98回高校野球選手権、準々決勝、崩れる2016/08/19 12:09

八強激突を甲子園まで観に行ってきました。ど平日で近畿勢は登場しないのに、お客さん多かった。
試合は熱戦でしたが、私自身の消耗が激しい。思ったより早く終了したし、第三試合からは追加販売された内野席チケットを購入して一番暑い時間帯は日差しを避けたにもかかわらず。
いつもなら、ちょっと涼んで休憩したら元気になるのに(脂っこいアイスクリームよりさっぱりしたカキ氷にするべきだったかなあ)。これが熱中症というものか、単なる疲労による頭痛か、息も絶え絶え帰宅する。
そんな状態になっても、一つだけ良いことがあります。グランドで日を浴び続ける選手たちの、過酷な状況で戦うための頑張りを思わずにいられないから。こんなに厳しいんだから、暴投があってもお手玉しちゃっても、責められないんじゃないかって。

秀岳館4-1常総学院
秀岳館危ういなあ、本塁打二本で先制したものの連打は出ず、ミスが絡んで前半のうちに2-1と追い上げられて。
と、思っていたら、まさかの、常総の守備の乱れ。あんなにも堅実だったチームの、しかも主将が。九回は満塁までせめただけに、六回裏の2失点が重かった。

明徳義塾3-0鳴門
河野投手、苦しい。ボール先行、再三の四球、無死の走者を出し、バックもばたばたして。明徳がセオリー通りバントで送ったおかげでアウトカウント稼げた感じ。七回までで降板するまで10安打されながら3失点で踏ん張り(いつ一気に持って行かれるかと、ヒヤヒヤでしたんですが)、試合の形は作ったエース。
しかし、攻撃陣が、明徳の中野投手を打てない。三安打。代走が盗塁死。いいところが無いまま、四国対決のリベンジはならず。明徳はこれまで圧勝すぎて実力のほどがよく分からなかったんですが、やっぱり強かった。

北海7-3聖光学院
三回戦であれほど堅かった守備、無四球投球の投手が、グラグラに崩れて初回に被安打1で3失点、大丈夫か。しかし、二回表に、大西投手自らタイムリー。2-3と追い上げ、四回には4-3と逆転、五回には本塁打にスクイズで突き放す。
このところ甲子園常連の聖光学院は9安打するものの、終わってみれば初回の3得点のみ。
久々の活躍を見せてくれる北海は、初回以降は立ち直って危なげない。問題は残塁と送りバント失敗の多さか。

作新学院3-1木更津総合
全力校歌を一度生で聞きたいと思っていたのに、残念。噂の投手の150キロ越えを見られたので良しとするか。
関東対決、好投手対決ですが、抜群の安定感から、早川投手が負けるとは思っていませんでした。そうそう連打はされまい、ホームを踏むのは難しいだろう、と。
でも、本塁打は粘り様が無く連打も必要なくあっという間に点が入ってしまう。3点を、作新・今井投手から奪わなければならないのですが、終盤のチャンスに走者アウトが痛すぎ、最終回には150キロ代速球を連投され万事窮す。
無失策ゲーム。安打はともに6。四死球の数は1と4なのでやっぱり早川投手の方が安定感は上だと思えるのですが、それでも、チームを勝たせる投手が強い投手。

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