「この世界の片隅に」2016/12/04 23:03

間違いなくいい映画、それも「ものすごく良い」、と言えるのですが、でもどこがどうそこまで良いのか、説明しにくいです。
ストーリーは、女の子がお嫁に行く話で、性格キツメのお義姉さんがいたり幼馴染の男の子が絡んだりと、ちょっと「ごちそうさん」っぽい?
淡い色彩の絵が、とてつもなく優しい。その優しい絵に、爆弾やらキノコ雲やらが現れる悲しさ恐ろしさ。
ヒロインのすずさんは、表面的には、天然ドジッコ癒し系設定の女の子なんですが。
でも、そんな単純なところではおさまらない。明るく飄々と生活しているようでいて、実は頭に禿げ出来るようなストレス溜めていたり(結婚って大変だ)。
現実の厳しさの中で翻弄され、消耗して傷ついて、それでも精一杯生活して行こうとする人々の姿、その心の機微の描き方に説得力があって、大きく心揺さぶられます。

そして、観終わった後パンフレット購入時の、そのお値段の高さに別の意味で心揺さぶられました。これが現実感ってやつです。

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