第99回 高校野球選手権大会、第十一日、天国と地獄2017/08/20 01:12

お盆休み前からお仕事落ち着いてきて、今日も定時あがり(土曜出勤だけど)。
帰宅してすぐTVを付ける。0-0の五回終了からの観戦でしたが、緊張感あふれる投手戦。
八回表、連打で均衡を破った大阪桐蔭。しかしまだ一点差、試合の行方は分からない。その裏、仙台育英の攻撃を、盗塁も防ぎ本塁でも仕留めた堅い守り。しかしまだ、試合の行方は分からない。九回表、ダブルプレイで大阪桐蔭の攻撃を防いだ仙台育英。試合の行方はまだ分からない。九回裏ツーアウト、しかしまだ、試合の行方は分からない。走者が出る、今大会量産されている本塁打が出ればサヨナラだ、まだ試合の行方は分からない。ショートゴロが、一塁へ送球される、熱い試合が、とうとう決した!!!!と、思ったのに。
……二死満塁。この時点で、ほぼ試合は決まったようなもの。大盛り上がりで押せ押せの仙台育英、一度ゆるんだ気持ちの立て直しが難しい大阪桐蔭。
春夏連覇を目指していた大阪桐蔭にとっては、痛い敗戦になりました。痛恨の、まさかの一塁ベース踏み損ないのファースト。サヨナラタイムリーを打たれたピッチャー(二年生だよ、エースは投げなかったよ)。でも、これだけいい試合してくれて、誰も責められません。
逆に、仙台育英は勢いに乗れるんじゃないか。二試合連続で接戦を制しての八強進出。大阪桐蔭相手に無失策一失点の守り。劣勢でも果敢に攻めて、背番号二桁の控え選手がサヨナラ打。あとは打線にもう一つ活発さが出れば。
さて、今年のベスト8の顔ぶれは。
東北2、関東・東京2、近畿1、四国1、中国1、九州1。
香川・三本松は唯一残った公立校、三回戦に引き続き東京代表と当たることに。
その東海大菅生は枕詞にいちいち「清宮の早稲田実業に勝った」とつくのがなんか割を食った感じ。
延長にもつれた近畿対決を守り勝った天理と、延長にもつれた九州対決を打ち勝った明豊。
これまで三試合ともビッグネームと対決し勝利してきた広陵と、劇的なサヨナラ勝利の仙台育英。
済美との壮絶な打ち合いを延長で制した盛岡大付属と、今日の関東対決を含めて三戦とも危なげなく勝ち進んできた咲花徳栄は、どちらも近年の甲子園で活躍するようになってきた新鋭チーム。
さあ、盛り上がってきました。

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