「伊藤君A to E」2017/10/17 00:37

ドラマ版は見視聴だけど、映画の方はどうしようか……

稀に、ある。
最初の一行目、何気ない普通の一行目を目にした途端、「あ、これは面白い」と感じてしまう小説が。
イケメンで金持ちのボンボンだけど、口ばっかり言い訳ばっかりでイイ歳して中身カラッポのフリーター、伊藤君。
彼をめぐるAからEまで5人の女たちを描く、連作短編小説。
伊藤君は本当にぶっとばしたくなるような自己中心的なクズ野郎なのですが、彼のダメな部分は、どこか、彼女たちのダメな部分と重なっている。
これが、ものすごくリアリティーがある。そのイタい言動、幼稚な発想、ダメな心理。みんなが軽蔑してあざ笑う伊藤君の弱さウザさの、リアル。
そして女たち(とその友人たち)の、リアル。
あるある、そういうの、あるよねー。
女たちは行き詰った惨めな状況から、どうにか前進しようと踏み出すけれど。
伊藤君だけは、変わらない。それどころか、ますますクズをこじらせていく……

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