第13回大阪クラシック、シネマ2018/09/14 00:43

第47公演 19:30~  
ザ・フェニックスホールの、近藤さんのチェロ・リサイタルだ!料金千円で一時間たっぷり美しい音楽と楽しいお喋りを満喫できるのだ!しかも、ピアノの河合珠江さんのセクシードレス付!
一曲目は宮川彬「風のオリヴァストロ」……調べて見たら、イタリア語でオリーブ色のって意味だそうです。亡き人を偲びオリーブ色の風が吹くという曲。
腕の血腫のためしばらく弾けていなかったということ。そのためかどうか、今年は「アンコール特集(笑)」。常にはアンコールで演奏することの多い小曲。リストの「愛の夢」やラフマニノフ2番のアダージョ部分をチェロアレンジ。
映画音楽は最近より昔のもののほうが良かった、と。「ある愛の歌」「シンドラーのリスト」「ニュー・シネマ・パラダイス」……名作と言われてるけど私、どれも、観たことない…
しかし、この「アンコール特集(笑)」のメインは、プログラム外の正真正銘のアンコール曲、ピアソラ「アヴェ・マリア」。
ただでさえ、近藤さんのピアソラは鉄板なのに。やさしいメロディに合わせて、ステージ背後の幕が、ゆっくり上がっていく。
暗いホールに、一面ガラスの向こうの夜の光が、まるでスクリーンに映し出されたかのように現れる。それは、決して百万ドルの夜景とか、そんな豪華なモノではない。梅田方面から南下してくるヘッドライトの川と、その端っこの歩道橋を登る人影。
……大ヒットした「君の名は。」で、何気ない街の風景を得も言われぬ美しさで描くってのをやったのを思い出す。人々の喜怒哀楽山あり谷ありな日常を、慈しむ気持ちにさせてくれる。
なんてことない夜の一場面を感動的に演出してくれた、演奏とフェニックスホールにブラボー。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://mimikaki.asablo.jp/blog/2018/09/14/8960060/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。