宮島2018/12/23 12:16

宮島スタンプラリーの参加賞は山田屋さんのもみじまんじゅう詰め合わせでした。おいしく頂きます。
土曜の会議で大阪市内へ出るのに合わせ、いろいろ予定を組む。
まずは金曜一日お休み取って、一度見てみたいと思っていた厳島神社へ。その前夜から夜行バスに乗り、いきなりドヨンと疲れる。7時05分のフェリーから、瀬戸内に臨む鳥居を眺める。鳥居の真下まで歩いて行くとさすがに大きい。足元にたくさん五円玉が散らばっている。
奈良のより小ぶりな鹿たち、緑の松と石燈籠が並び、朱のお社、そして海。なるほどキレイな景色です。欲を言うならもう少しお天気が良ければ。ロープウェーから海を見下ろしている時、雲の隙間から帯状に光が差してくるのはイイ感じでした。
弥山山頂の展望台はまだ新しくて、ユニークな屋根の作りが面白い。そして標高535メートルを、下山は徒歩で。巨岩有り滝有り砂防堤有りの山歩きは面白かったけど、足がガクガクしてくる。早朝からの強行もあって、フラフラした状態でお昼に穴子飯と焼牡蠣をいただきました。
その頃には潮も満ちてきて、鳥居も神社も海の上。この神秘的なコンセプトが平安の末期からあったわけです。そして、それを実行させたのが―
どこにあるのかなかなか見つけられなかった、清盛塚。誰もいない小さな丘の上には台風被害の倒木と思われる丸太の束が打ち捨てられ、その先に崩れかけた小さな灯籠が。……美しい景観に荘厳な社、それを見下ろす、巨大権力者の夢の跡。盛者必衰の理。

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