第104回全国高校野球選手権大会、開幕、スタイル2022/08/06 19:39

開会式の行進は主将のみ。プラカードのみのチームも。
もう3年目だというのに、未だ感染症の暗い影がぶわりと背後に張り付く。

第一試合 10-3
先に主導権を握ったのは日大三島、エースで4番の松永選手が投打に活躍。ところが、中盤からピッチングが微妙に調子に乗らない。チーム全体の歯車が狂う、失策がらみで追いつかれ攻撃も攻めきれず。
逆に、国学院栃木の二年生エースは、何かに目覚めたような投げっぷり。同点無死満塁のピンチを無失点で切り抜けた、その気迫が勝利を呼んだ!
ナマズ音頭と「新世界」のリズムに乗って、二回戦の相手は、昨夏優勝の智弁和歌山だ。

第二試合 7-3
監督さんがOBだから当然かもしれませんが、大分・明豊のチームスタイルは智弁和歌山に似ている。強力打線で攻め、複数投手継投で勝利をつかむ。
三十年ぶりに群馬大会を勝ち抜いた樹徳高校は、攻撃スタイルは送らずにバスター、応戦スタイルは合掌!!中盤に3-3に追いつき、試合を盛り上げました。

第三試合 6-5
京都国際高校、森下投手。昨年の甲子園で大きな注目を集めたものの、今春はセンバツ開幕直前に新型コロナ集団感染で辞退。その後、故障のために投げられない日々が続く。
そんな過程を経て、戻ってきた甲子園のマウンドで、彼は穏やかに微笑み、打たれ、三回で降板したのでした。
高校野球は楽しいですか?
一関学院の下投を打ちあぐね、点差を広げられ劣勢が続き、そして終盤、5-5の同点に追いついた。白熱の試合は延長戦へ。
大エースはいなくとも、投手をつなぎ、打線をつなぎ、きっと京都大会も、そうやって勝ち抜いてきたのでしょう。
延長11回、6-5サヨナラで一回戦敗退。
甲子園は楽しかったですか?