電車ツナガリ、新世界より2017/03/05 23:33

偶然でしょうが、同日のNHKのクラシック番組でもジョン・ウィリアムズ。映画劇中音楽ながら、今や世界の名だたるオーケストラでも演奏される。

南海コンサートは、親しみやすい名曲に控えめなお値段、SAYAKAホールの近さから、ふらりと聴きに行きやすいです。
角田さんという、お若い指揮者さん。選曲もなんだか若々しい活力を感じます。曲の解説が簡潔で親切なのが嬉しい。
南海電鉄がらみで、
E・シュトラウス「テープは切られた」
……オーストリアの鉄道会社の記念イベント用に作曲されたという商品。軽快!
ジョン・ウィリアムズ「スター・ウォーズ」組曲
……なんでこれが鉄道がらみなのか分からなかったのですが、南海電鉄の誇るラピートが
スター・ウォーズのラッピングしていたのでした。メインテーマももちろん良いですが、「帝国のマーチ」の不敵な感じも好きです。
ドヴォルザーク「新世界より」
……こないだ串カツ食べたところ(本来は、渡米したドヴォルザークさんが故郷を思う曲ですが)。しかし新今宮駅の着メロは他の環状線の曲とは一線を画す格調の高さで笑えてきます(南海電鉄じゃない!?)。
管楽器の勇ましい響きが印象的(ホルン素敵!)な演目でしたが、アンコールは「ユーモレスク」(これも鉄道好きドヴォルザークさんが電車の中でメロディー思いついたとか)、流れるような弦のメロディーが美しい。

巨人2016/09/18 06:51

祭り、最終日

第70公演:大阪市役所正面玄関ホール
小さいお子さん用に靴脱いで座れる席を真ん前に用意。会場外に並ぶベビーカーの駐車。
人気の打楽器コンサート(私が大クラにハマったのもこれきっかけ)が最終日のトップ。
腹の底から響くように。グリーデイングス・トゥ・ハーマン
小石が転がるように。ノック・オン・ウッド
バチを使わず、掌と「ハッ」短い雄叫び。蛇のうた
マンドリンの神秘的な響きから、荒々しく。最後は観客も、井口さんのリズムに合わせて。リチュアル・ミュージック。
全部知らない曲ばっかりですが、たくさんの種類の打楽器と観客参加型。立ち見でしたがコレはそれでヨシです。全身でリズムを感じる方が楽しい。太鼓習う人が増えてるの分かります、絶対健康に良いよ。

第73公演:大阪シティ信用金庫本店ビル
弦楽のためのソナタ 第5番
初めていく会場(でっかい風景画が何枚も)ですが、演奏はおなじみロッシーニ・バンド。
ロッシーニの曲は華やかでノリが良くって。それぞれの楽器が楽しくおしゃべりしているようだって毎年思います。この四人が楽しいからこそ、かもです。今年は椅子に座れる大きい会場で、可愛らしい三瀬さん(お辞儀の仕方がお姫様系)のお姿が良く見える位置でなおさら楽しい。
弦楽のためのソナタ 第5番と、アンコールがハンガリー舞曲。

第77公演:フェスティバルホールエントランスホワイエ
モーツアルトとどっちにしようか迷ったのですが、やっぱりベートーベン好きなので。
七重奏曲 変ホ長調作品20
編成は「鱒」のときの弦四名と、クラリネット船隅さん、ファゴット日比野さん、ホルン蒲生さん。クラリネットが印象的。管楽器みっつ入るとやっぱり力強い。そして、熱演。それぞれの楽器に見せ場があって、楽しめました。

第80公演:大阪市役所正面玄関ホール
J.S.バッハ/パルティータ イ短調   無伴奏チェロ 第三番 ハ長調
ロッシーニやベートーベンに比べるとバッハさんは大人しくて地味なもんです。それでも、毎年会場が満杯になる野津さんのフルート・ソロ。美しい。傾聴。
アンコールも毎年おなじみアルルの女で練り歩き。

第81公演:フェスティバルホール
リハ直後の野津さんの演奏の充実っぷりから期待たっぷりだったのですが。
マーラー/交響曲第1番「巨人」
最高でした。もともと好きな曲なのもありますが。第一楽章終わった時点でもう大興奮で拍手したかった。演奏時間がとても短く感じました。元気の良いイメージのある曲だったのですが、なんだか繊細な演奏。ホルンの優しいこと。
大地と大空の間にある世界の、全ての生と死。……巨人。
アンコールで童謡歌うのは毎年のことで、いつもはこれが楽しいのですが、今年ばかりはマーラーの余韻のまま帰宅したかった!

マス2016/09/16 00:06

昨夜は、小雨のちらつく中、中央公会堂へシューベルトを聴きに行きました。
シューベルトの「鱒」っていうと、なぜか「はーるのっ、うらーらーのー、すーみーだーがーわー」が頭に浮かびます。「鱒」のメインテーマに乗せて「はーるっのっおっがっわーのー、すーみだーがーわー」って歌ってもまるで違和感ないものです。
演奏は、日曜に聴いたベートーベンのトリオに、コンバスの新さんとピアノの法貴さんで、ピアノ五重奏。
全5楽章ですが、正直、第4楽章のTema con variazioniだけでいいんじゃないか、というみもフタモない感想。有名なテーマをいろんなバージョンで繰り返すだけなんですが、やはり、良く知られたメロディーというのは相応の良さがあるもので。
嬉しかったのは、アンコールでその第4楽章を、ピアノ・大植英次で演奏してくれたこと。真面目なシューベルトが、なんかカワイイシューベルトに大変身!大植さんのピアノやっぱりええわー。譜めくり役にまわってしまった法貴さんはビンボクジかもですが。
大きなまんぞくです。

第11回大阪クラシック、一日目2016/09/12 00:48

今年の初日オマケ、去年と同様クリアファイル。残暑対策に配布の大阪クラシック団扇は、サイズが小型になってファイルにすっぽり入ります。

第1公演:中央公会堂大会議室
柱の陰になってステージ全体が見えない。でも距離は近いし大植さんのぐいぐい引っ張るような指揮っぷりは良く見えます。約50分、短くて馴染みある有名曲を数曲。
ヘンデル/「水上の音楽」より ア・ラ・ホーンパイプ
今年は水都大阪フェス連携プログラムになっているとかで、それでいつもよりちょっと時期が遅くてパンフレットの紙が変わったのか?オープニングは明るく楽しい水の曲。
間違いなくどこかで聞いたことのある可愛い曲だけど、今日初めてタイトルを知った、ボンキエルリ/歌劇「ジョコンダ」より 時の踊り
大阪クラシック頻出の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲や、アンコールの「ローエングリン」第三幕への前奏曲。CD持ってるけど、生演奏の方が断然楽しいんですよねえ。

第4公演:日本生命本店東館
開演前に、会場近くの適塾跡地や古めかしい木造幼稚園舎(重文)をちょっと眺める。オフィス街に時代劇が混じっている感じがステキ。
モーツァルト/ファゴット協奏曲 変ロ長調K.191
ファゴットメイン演奏ってそんなに聴く機会ないですが、これが、ホルンに深みと優しさを加えたような、大樹のごとき音色です。待ち時間にちょっとおはなしした奥さんも、前年の久住さんの演奏を聴いて今年もリピーターになったそうで、確かにこれはハマります。癒し系。
アンコールの、無伴奏チェロ・ファゴットバージョン。そしてビバルディの「冬」(「みんなのうた」で歌詞をつけたやつがお馴染みです)ですが、オリジナルのバイオリンでの主旋律より、ファゴットの方があたたかい暖炉のイメージに合っていると思いました。

第8公演:大阪市役所正面玄関ホール
CD欲しいと思うけど絶対生演奏の方がイイんだよなあ、skyです。自称「雑用係」の近藤さんのお話が楽しい。ピアノの永井さん作曲のオリジナル曲と、サプライズでヴァイオリン田野倉さん40才はっぴばーすでー。
美しい映画のサントラ集を聴いている感じで、今日は特に野津臣貴博さんのフルートがきらめいて聴こえました。

第11公演:本町ガーデンシティ
ベートーヴェン/弦楽三重奏のためのセレナーデニ長調 作品8
ちょっと、モーツァルトっぽい(私的イメージ)ベートーヴェン。
演奏はskyに引き続き、田野倉さんと近藤さん、そしてファゴットの時にも出演していたヴィオラの木下さん。見慣れない若い人がいると思ったら、やっぱり新加入のお人。そろいの黒ユニフォームのトリオ。
美しい演奏。でも、堅い床に座るのはやっぱりお尻痛い。立ち見の方がまだ楽だったかな。

ベートーベンを聴きに行こう!2016/07/23 17:09

どちらか一方を、と思っていたのですが、結局両方行ってしまいました。

一つ目は火曜日に、日本テレマン協会で、ピアノ協奏曲5番「皇帝」と、交響曲5番「運命」。アンコールはお馴染みの「トルコ行進曲」。どれも好きな曲です。
ベートーベンさん活躍期と同じ楽器を使う、古楽器演奏で、ピアノもチェンバロみたいな響きで、トランペットとかもピカピカしていなくて。それが、会場の中央公会堂のレトロ感にピッタリという。
テレマン協会の延原さんは大阪のおっちゃん、てな感じのオモロイ人です。大阪をウィーンしたいとか。(副首都にしよう、よりは具体的で面白いと思う)
大阪もトルコに攻め込まれたら(異文化吸収して)ウィーンになれるかな。

二つ目は、木曜日に、フェスティバルホールで大フィルの定期公演500回目に。踊るように降る井上道義さん。
ナポレオンに捧げるために作曲された、というエピソードが有名なベートーベンの3番「英雄」ですが、曲そのものは5番や6番や7番なんかに比べていまいち印象薄い。私の好みの問題もありますが、他にもっと英雄っぽい堂々たる交響曲ってたくさんあるし。
最初に演奏された「ミサ・タンゴ」の方が楽しかったです。作曲者のバカロフさんはアルゼンチン出身。神を称える教会音楽にラテンのノリを。バンドネオンが時に明るく、時に哀愁たっぷりに。

コンサートに行くといっぱいチラシを渡されるし、9月の大阪クラシックのパンフレットももらいました。また、行きたいなあ。

第10回大阪クラシック、祭り2015/09/13 03:20

第71公演 11:30~
開演より一時間ほど早く中之島ダイビルに到着し、リハーサルからお耳の保養です。
最終日一発目は、東日本大震災のチャリティーから始まったロッシーニ・バンド。その時から大好きさ!。
本日のメインは弦楽のためのソナタ6番なのですが。
コントラバスがヒマ、単調でつまらない、との説明のおかげで、コンバス新さんがどれだけが休んでいるかが聴きどころ!?というオカシナことに。難しげなフレーズもちゃんとありました。
ロッシーニは運動会でお馴染みのウィリアム・テル序曲をはじめ、リズムが良くてウキウキと聴けるのが良いです。
そんな楽しいロッシーニ・バンド、ワンピース姿超カワイイ三瀬さんのお声も聴きたかったなあ。

第74公演 14:00~
昼食をはさんでお隣のダイビル本館へ。クスクス笑いの起こるコミック・バンドから一転、プロフェッショナルな格好よさ全開の関西フィル弦楽三重奏。
プログラムにはモーツァルト、シューベルト、ベートーヴェン、とメジャー作曲家のイイトコ聴かせてくれるのか。っておもったら、モーツァルトの6つの前奏曲とフーガ、は、近年の研究で偽作とみなされ、モーツァルトの曲とは公式認定されていないとか。
そんなこともあるのですね。

第76公演 15:00~
ふたたび、中之島ダイビルへ。「ダイビル」って三つくらいあってどれがどれだかゴッチャになりそうですが。
関西フィル弦楽三重奏もベートーヴェンを、それも初期の作品をやってくれて嬉しかったのですが、再びベートーヴェン、弦楽四重奏の、1番。立ち見の30分が、全く苦にならない夢見心地。
さすが、大フィル首席コンマスの田野倉さん。ベートーヴェンってモーツァルトの心地よさにドラマチックでパンチのある華やぎをプラスしたイメージです。田野倉さんもノリ良さそうな演奏されるので、私の中のベートーヴェン・イメージに合ってるなあ。

第79公演 17:00~
16:00からの公演はいっぱいだったので、もう少し遠く淀屋橋駅の方まで戻る。先ごろ三井生命を買収したという、景気良さげな日本生命本店です。
大阪交響楽団から、ヴァイオリンとヴィオラの女の子デュオ。華やか!かわいい!楽器を使って女子トークしてるような。
モーツァルトの二重奏から始まり、歌うようなタンゴがあり、そしてヘンデル(ハルヴォルセン編曲)のパッサカリア。知らない曲でしたが、好きになれる演奏でした。

第80公演 18:00~
大急ぎでダイビルに戻り、関西フィルのホルン四重奏曲。ずっと弦ばっかり聴いていた一日でしたが、音のボリュームがスゴイもんです。
原始的な、大きな力強さを感じます。狩りのために生まれた楽器ときいて、納得です。ほ
ホルン四重奏の曲はなんか行進曲っぽく聞こえるのですが、戦の高揚ではなく、獲物をしとめる狩猟のパワーなのですね。
しかし最後に耳に残るのは、関西フィルのホルン組の名編曲、「ずいずいずっころばし」。

第81公演 19:15~
例年と違って涼しく、張り切ってたくさんの公演を回ったのですが、最終公演フェスティバルホールの座り心地の良い席に着くと、なんかどっと疲れが出た感じで。
大植プロデューサーのプレトーク喋りすぎ。舞台上でのサービス精神衰えず。ピヨピヨと鳥の声で「時間来てますよ!」て催促される。
曲目は割と普通にメジャーで。
生誕150周年のシベリウス「フィンランディア」で故郷万歳!
ブラームスの交響曲1番。大植×大フィルのこの曲は前にも聞いたことがありますが、その時感じた、内側に溜めを作っていくような印象再びです。
アンコールで童謡を歌い、八木節で手を叩く。大阪市マーク付の派手な赤い法被姿。
大阪クラシックらしい締めで、祭りの終了。

第10回大阪クラシック、四日目、あらしのよるに2015/09/10 00:13

ゴッ
熱演の最中、突然、戸外に豪雨の気配。

本町ガーデンシティは初めて訪れた会場でした。明るい色の高い天井、重々しくそびえる壁。音が良く響きそう。日中はカフェになっているらしく、重厚かつオシャレな内装。
一目で気に入った素敵空間ですが、パイプ椅子の数が限られています。私は一時間も前に並んだクチなので、立ち見は避けられましたが。
オシャレ空間に、光るフルートと華やかなハープが映えます。今尾さんのピンクローズのドレスも、野津さんの楽譜シャツも格好良い。
アンドリーセン:間奏曲
ドップラー:カシルダ幻想曲
という全然知らない曲目でしたが、十分堪能しました。音が柔らかく軽やかに膨らんでいく。超絶技巧。アンコールは近年生息数が減ってきているという「赤とんぼ」
毎年やっているフルート&ハープ、今年ようやく聴きに行くことができて、よかった。
演奏後、残されたハープを撮影する人多数。やっぱり見栄えがして格好良いし、間近で見ること珍しいですからね。

第10回大阪クラシック、二日目、後に残す2015/09/08 01:01

コンサートの後、梅田で大学時代の友人M君と飲む。
自分が後へ何を残せるか。彼はそんなことを意識的に考えているのだそうだ。
基本的に自己の中で完結しがちな私には、縁遠い思考。
卒論でテーマにした「天平の甍」を思い出す。



第18公演 15:30~
大阪クラシック唯一の難波会場、カフェ・ド・ラ・ぺ。他の会場とはちょっと距離があるのでたくさんの会場をハシゴしようとすると外されがちですが、窓の外には銀杏の緑、すわり心地の良い椅子に、冷たいジンジャーエールを注文(カフェなので、ペットボトルからゴクリ、というのは遠慮する)。大変環境の良い会場です。
平日の昼間で、曲目もブルッフの8つの小品、という地味さ。お客さんの入りも満杯ってことにはならず余裕ありでした。
地味で暗くて物悲しい。でも控えめで奥ゆかしい中の美しさがありました。

第20公演 17:00~
フェニックスホールは初めて。室内楽用の、なんかカクカクした会場。
近藤さんの「白鳥」は何度聴いても、チェロの美しさ全開です。
そしてそれ以降は、「歌曲」特集。六月に亡くなられた近藤さんのお母様(声楽家)追討コンサート。ピアノの永野さんも黒いドレスで。
何と言っても感動的だったのが、近藤浩志編曲「母さんの歌」。近藤さんの編曲ってとっても華やかにドラマチックに盛り上げてきます。
近藤さんのお母様のことは全く存じ上げないワタクシですが、でも、こんな素敵な演奏家を世に残してくれて、感謝です。

第10回大阪クラシック、初日、小雨の中2015/09/06 22:28

初日有料公演でプレゼントのオリジナルグッズは、クリアファイルでした。シンプルですが、チケットやらプログラムやらまとめるのに結構便利。

第1公演 12:00~
今年はオープニングとクロージング公演のチケットは販売初日に購入しました。
開演前に、中央公会堂の重々しい内装を眺めて回る。
コープランドのファンファーレに始まって。
「魔法使いの弟子」が可愛らしく続き、
チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」はドラマチックに、
そして手拍子ノリノリで「威風堂々」です。

第4公演 14:00~
京阪御堂筋ビルへ。一時間近く前からスタンバイで、前の方の席を陣取りました。
ベートーベンのセレナード。スケルツォがしっとり響きます。
私はチェロの音色が好きなんですが、ヴァイオリンとかの主旋律に耳を澄まそうと思うとそのあたりは意識しにくくなります。低音の方を意識すると、全体がよく聴こえてきます。各楽器が互いに声を掛け合うように、重なり合ってハーモニーになるのが心地よい。

第9公演 17:00~
中央公会堂に戻って遅めの昼食(カレー。シーフードの歯ごたえぷりぷりでしたが甘すぎてカレー食べた気がしません)を頂いて、すぐ近くの京阪なにわ橋駅アートエリアへ。
ピアノが無いので永野さんはキーボード。
大阪クラシックははじめの頃は大植さん目当ての部分が大きかったのですが、ここ数年は断然近藤さんのチェロがメインです。
今回は映画音楽とかドラマ「JIN」のメインタイトルとか「クラシック・・・!?!?」て感じですが、全然OKです。
ただでさえ素敵な演奏なのに、
母を亡くしました、僕の作曲した曲に「Mother」とタイトルつけました、今日初披露です。
なんて言われちゃあ、むしろ卑怯なくらいです。サイコーです。無料公演でもこんな熱演あるからなあ。
明日も近藤さんと永野さんの有料公演前売り購入済みです。近藤さんのお父様(ピアニスト)もご出演とか。お休みとって良かった!

「ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレム版」2014/11/02 00:07

 立ち上がって拍手を送り、オペラグラスを覗き、プログラムのキャスト記事を熱心に読み込む。
 そんな、劇団四季ファンの姿が興味深かったです。

 キリストの最期の数日間を、ロックやジャズ音楽に乗せて表現するミュージカル。映画版の「オペラ座の怪人」でアンドリュー・ロイド・ウェーバーの音楽いいなあって思っていたので、彼の出世作、一度観てみたかったのですね。
 本格的なミュージカルは初めて。後ろの方の一番安い席でしたが、舞台は茶色い荒野で衣装も地味なモノだから、細部は見えなくってもマアいいか、と。セリフはラスト以外ほぼ全部が、歌詞。
 しかし、正直、ジーザスさんやユダさんが何をそんな悩んでいるのか、よく理解できなかたんですね。理屈は分かるのです。人々が熱狂的に頼りまくってくるのに息苦しさを感じるジーザス。それを心配するユダ。でも、そんなにジーザスが好きなら、ユダさん裏切ったりせずにダメ元でも最後までジーザスの味方でいてやればいいのに、どうしてああなる?
 私がキリスト教に疎いせいかもしれませんが(笑)、帰り道に若い女性が「マリアってお母さんのこと・・・・」・・・・劇中登場する<マグダラのマリア>のエピソードもよく知らない観客もいるわけなので、日本での演出ではもう少し説明があってもいいんじゃないでしょうか?細かい説明はパンフレットまかせ?
 そんな感じで、話の流れに納得いかなかったのですが、「ミュージカルは話の継ぎ目をすっ飛ばして進めがち」ってなことをきいたことがあります。合理的なストーリーを求めずに、各場面場面を楽しむべきなのかもしれません。
 歌唱は当然、素晴らしいです。人間の声の美しさを堪能できます。ダンス表現も舞台でのお芝居ならではで、面白かったです。