おおふり17巻2011/10/03 13:37

「負けて礼言われるってどーよ」
「……屈辱」

 新刊は先月には出てたんですが、読んでみたら春日部戦のそれまでの展開が全然思い出せなくて、中断。16巻を引っ張り出して、改めて。
 スクイズに、本塁打に、延長に、投手交代の難しさに。
 ほんと、「普通の高校野球」なナイスゲームなんですが。
 ただ一人、榛名だけは、いかにも「高校野球漫画の主人公」って感じの格好良さ、頼もしさ。ぶつけて怪我させることは恐れても、自分の球を打たれることはコレッポッチも考えにない投手……
 そんな、清清しいまでに強気な榛名とは対照的に、元・バッテリー組んでた阿部君の屈折してること。イチイチ発想が小さい。阿部君がそんなだから、三橋くんもイロイロ気にしてしまうんじゃないか。
 けっこう前に三橋が、「阿部君は榛名さんに、自分にとってのエースでいて欲しかった」てなことを考えていましたが、全く、そのとおりなんだろうなあ。
 彼のこういう感じはまだしばらく続くでしょうが。
 次巻、ちゃんと十一月に出てくれるかな!

 台詞とか構図とか心理描写とかが相変わらずツボなおおふりですが、今回一番トキメイたのが、オマケページでピアノ弾いてる花井君と意外と骨太な字を書く沖君でした。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://mimikaki.asablo.jp/blog/2011/10/03/6125911/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。