「アラン・ドロンのゾロ」2019/03/13 10:47

1974年、伊・仏。ラテンの香りむんむん。
南米植民地の総督として赴任するはずだった友人が謀殺され、現地の悪者と対峙することを決意した主人公。
という導入はシリアスで、あとはドタバタアクションヒーロー活劇。気弱で愚鈍な男を演じつつ、裏では黒覆面黒帽子黒マント黒い馬、の民衆の味方・ゾロとして暗躍する。賢くて格好良い黒ワンコがステキ(アラン・ドロンより!?)。
不正を働く奴らを懲らしめて人々が喝采を送る。同じ勧善懲悪でも、水戸黄門みたいなお上品なのでなく、なんか南米っぽい陽気さを楽しむ映画。
クライマックスは意外にもラスボスとの一対一の勝負で、権力者が大勢の部下を差し向けるパターンでもない。王道の対決シーンだ、敵が相当な剣術の使い手であることは序盤から示されていたので、黒と白のチャンバラアクションに気合が入る。
こういう、難しいこと無しのシンプルなヒーローものも、たまにはいいなあ。

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