「アガサ・クリスティー ねじれた家」2019/05/01 23:58

クリスティー原作映画は毎年のように上映されていて気にはなるもののなかなか観に行くことはできませんでしたが、多分これは、読んだことない作品。
前日読んだ京極夏彦もそうですが、この手のモノは登場人物が多く、それぞれから証言を得ていくその過程が、かったるい。主人公がポワロみたいなイロモノじゃなくて割と普通な(つまり薄味な)人なのでなおさら。
そして結末は、「魍魎」以上に後味悪い。ここでおしまいなん!!!
それまでの調査の結果から探偵役が華麗に推理を披露するんじゃなくて、最後まで流されっぱなしだったなあ。
毒殺された大富豪一族の、心のねじれに。

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