三十三間堂2019/09/08 00:06

京博で拝んだ仏像彫刻のひとつで、両手に乗せられるほどの塊に爪楊枝みたいなミニ地蔵が並ぶ千体地蔵菩薩像がちょっと笑える。雲竜図や大仏みたいにサイズで押すか、あるいは数で攻めてくるかっていう発想。
しかし京都で千体仏像っていえば、意外と最近国宝指定された千体千手観音像。京博近くの三十三間堂内部は冬寒く、今日は残暑の厳しさであまり快適とは言えません。障子を開けたところはお庭からいい風入ってくるけど、全部開け放つわけにはいかないから。
これも最近、左右の位置を逆にしたという風神雷神像は、直前に観た宗達の屏風絵のようにトボケタ感じじゃなくて、真面目そうだ。位置を変えてしまうと、宗達のと違って互いにそっぽを向く形になる。まあ、お堂の端から端まで遠いし、向き合う意味は特にないだろうけど。
そして、大きいの一体を中央に挟んだ、等身大千手観音一千体。ド派手に数で押します。

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