チャイコフスキーの良夜2022/09/11 22:58

午前中買い求めた月見団子とウサギのお饅頭は、しかし夜ではなく、昼に頂いて、お月様は大阪中之島から見上げました。
そのまま、すぐに帰宅するつもりだったのに、あまりにも気分が良くて、スロバキアの甘口ワインとチーズで乾杯。

チャイコフスキーの5番、これ、こんな、すごい曲だったとは。
大阪クラシック、オープニング公演のドヴォルザークも大概格好良かったけど、最終公演はさらに大盛り上がり。何が違うのか。やっぱり、フェスティバルホールの音響が特別スバラシイのか。私の耳はそんなに繊細に音聴き分けられる性能は無いはずなんだけど、ものすごく良く、聞こえます。
地の底の真っ暗闇から響いてくるような第二楽章冒頭の、ホルンのソロが優しい。
今、力任せな争いを仕掛けているお国ですが、ロシア芸術の奥深さは、その地の自然と運命の苛烈さ故に生み出されてくるように思えます。
アンコールはしめやかな曲、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(コロナ死者か、もしくは英国女王への追悼か)と、大トリにおなじみの「八木節」でお祭り騒ぎ。
今年も、ありがとうございました。

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