「ブルー・ピリオド」2021/12/20 22:29

振り返ってみると、今年はコンサートにはあまり行かず(昨年がベートーヴェン・イヤーで盛り上がったしね)、一月のロンドン・ナショナル・ギャラリー展を始めとして、美術展には割と出掛けたなあ。

アフタヌーン原作アニメは、超絶美麗作画とか人気声優大盤振舞とか、そういう派手さはないけれど、なんか丁寧な印象で、好感が持てる。エンディングに度々描き下ろしカット(原作絵)を入れて視聴者を楽しませてくれたり。たぶん細かいエピソードは端折っているのでしょうが、無理を感じさせずに上手に凝縮させて盛り上げる。作品の空気を掴むセンスがあるのだと思う。
第一話のブルーが、大変キレイでした。
青の時代、直球の青春モノ。美大受験のお話、だけど主人公はいかにもアーティストって感じの芸術爆発型ではなく、理性的な思考と熱心な努力を重ねるタイプで、観ている側も理解しやすく感情移入もしやすい。絵の楽しさに目覚め、悩んで苦しんで、たどり着いた一枚。素直に感動的。
八虎君たちのその後も気になるし、原作も読んでみたくなる。アニメと違って白黒なんだろうけど。

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