第93回センバツ、六日目、雨の中2021/03/25 22:15

1回戦最後のゲームは優勝経験のある常連チームと初出場チームの対決で、下馬評では中京大中京有利。しかし中盤まで互角の戦い、むしろ専大松戸の方が若干優勢なくらいにみえました。7回にスコアボードの0行進を破ったのは、やはり東海大会優勝の貫録・中京。相手のわずかなスキをついてのランニングホームランで2-0。

昨夏の交流試合でも思ったけど、このセンバツも打ち合いより守り合いの試合が多い。投手力大事、それは逆に言うと、投手が崩されたら目も当てられない挽回できないことになってしまうということ。神戸国際大付属は肘に不安のあるエースが早々に降板。仙台育英は足も絡めて縦横無尽に駆け回り、13-5大勝。

秋の関東大会を打ちまくって制した健康大高崎、しかし今日は相手が悪かった。天理の達投手は、明らかに一回戦より調子良くて、速球がバシバシいいコースに決まる。高崎打線も速球打ちに自信ありだったのだと思いますが、力負けして飛球を量産、あるいは高めの球を空振ってしまう。四球が結構多いので塁上で機動破壊のチャンスはあったはずなのに、それ以上の付け入る隙は与えない。被安打2、三塁を踏ませず4-0で八強へ。