第十二回大阪クラシック、優雅な休日2017/09/13 00:13

 京阪で約一時間かけて終点・淀屋橋まで。引っ越してから遠くなった。でもやっぱり生演奏は癒されます。今年は前売り最終公演しか買わなかったけど、オープニングも買っときゃ良かったかなあ。
第2公演 12:30~  大阪市役所
ベートーヴェン/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第8番ト長調
ラヴェル/ツィガーヌ
赤のドレスと薄紫のドレス。華やかにスタートした初日。学生時代からのお友達なのだそうで、明るく楽しい演奏でした。アンコールはショスタコの小品。

第3公演 14:00~  日本生命本店東館1Fホール
モーツァルト/クラリネット五重奏曲イ長調
残念ながら、座席は確保できなかったのですが。
演奏後に、日本センチュリーでは月末にクラリネットコンチェルトもやるよ、と宣伝。豊中はこれまたちょっと遠いしモーツァルトは眠くなる可能性高いけど、延原さん指揮だし行ってみようかしら……と思わせる、端正で心地よい演奏でした。

第10公演 17:30~  ANAクラウンプラザホテル
ここは初めて行く会場でしたが、音が良く響くし、なんか優雅。演奏もその場にふさわしく。
メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第1番
他の公演と迷ったけど、まずハズレないだろうと思ってこちらにしたのですが、「おダンディ」織田さんは、大阪クラシックで演奏されるのは今年がラストなのだとか。だったらもっとチェロメインの曲で来てもよさそうなのに、さり気ない通奏低音でいくのだなあ。

第12公演 19:00~  大阪市役所
せっかくだから今日はもう一つピアノとクラリネットを聴いて行こうかと、中之島から市役所まで戻ってきたのですが。
メシアン/世の終わりのための四重奏曲
……タイトル通りの暗い曲だ!聖書を題材に、というのもあれですが、第二次世界大戦中、捕虜収容所で制作・初演されたっていうのが説得力あります。しかし、これ聞いた他の捕虜のみなさんは、どういう気持ちになったんだろうか。
現代曲はやっぱり小難しいです。