関西文化の日 プラス2019/09/08 00:05

ICOM京都開催記念で、今日は京都国立博物館入館無料!
と言うことで、特別企画「京博寄託の名宝」を鑑賞してきました。
陶器やら漆工やら色々ありますが、一番のお楽しみは絵画(中世)。狩野派初代正信による、今にも動き出しそうな鶴の、可愛いこと。
みんなの人気者「風神雷神」、対象を中心に置かず両端に配置する屏風絵は、何も無いハズの中心に何かがあるように感じる不思議。左の雷神さんは視線を下方にして下界を狙い、右の風神さんは目線進行方向で、まさにその空白と雷神さんの方へ駆けて行くところ。静と動の交差する直前の緊張。
五月に兵庫まで観に行った、河鍋暁斎作品も一つありました。足指だけチラリと見せて色気を醸し出す美人画だけど、彼女たちお衣裳や座敷の様子、座敷内にある屏風絵に描かれる田園風景、入子状の描写が盛りだくさんでいくら見ていても飽きない。
ミュージアムショップでは絵葉書の種類があんまり無くて、A4クリアファイル(こちらの方が絵葉書より単価高くて儲かるのかな)を購入。海北友松の雲竜図。デカイ、強そう、立派な角に、力みなぎる荒々しい爪。
……先週観た「天気の子」でも大雨の化身みたいな感じでドラゴンちらっと出てきたけど……ハンパに龍を描いちゃうと、400年も前に墨だけで描かれた龍と比べられて力負けイメージを持たれてしまうのがニッポン文化の宿命なのだなあ。

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