「ハドソン川の奇跡」2021/08/08 17:07

イーストウッド監督映画は、着眼点は興味深いし映画的盛り上げドコロも心得ていて、まず、ハズレない。でも深々と突き刺さるほどのインパクトも無い(実話を基にし、ストーリーのネタバレ多め、安心感重視なのだ)ので、劇場に観に行くよりは、専ら、土曜プレミアムとかで視聴。
これだけ科学技術が発達していても、飛行機は鳥を避けられず、エンジンを止められてしまう。そんなトラブルが起こった時、どうするか。トム・ハンクス演じる機長は、空港に戻るのは無理だと判断し、ハドソン川に不時着水、危機を乗り切り、死者0名。
一躍ヒーローとして扱われることにも違和感を覚える彼の身に、一つの疑惑がもちあがる。危険を冒して川に着水せずとも、空港まで戻れたんじゃないか。
人為的ミスを調査するなら、人間的に。
問題点を合理的に徹底的に洗い上げるスタイルは、物事をあいまいにしがちな日本と違って、アメリカの美徳だと思う。
しかし、実際の事故と、シミュレーションとを比較するときには、条件設定をきめ細やかに配慮する必要があるのでしょう。
いろんな要素が絡んでくるのだ。

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