「八重の桜」2013/05/26 23:47

 今年の大河ドラマは、思ったよりイイです。
 これまでは、京都が舞台になると大河ドラマ、会津が舞台になると朝の連ドラって感じで、この二元構成が効いていると思います。歴史の大きな流れと、一般の人たちの日々の営みの対比が。
 やがて、その両者が合流する。その運命が徐々に、盛り上がります。
 ただ、その盛り上げ方が、悲壮感に溢れてるんですよねー。最初の頃から「会津やばいよ」って空気に満ち溢れていて。
 で、実際歴史を見れば、まさにその通り。明治時代の始まりは会津の悲惨な状況の幕開けで。ドラマ制作スタッフはホントに真面目に忠実に会津の歴史に向き合っているなあって思うのですが。
 ・・・・会津の人たちは幕末から明治にかけて凄いビンボウクジひいて、平成の世でも福島は原発事故で酷い目に合っているのだと思うと、なんだか、いたたまれないような気持ちになってきます。
 福島応援の意味も込めて、会津出身者を描く大河ドラマにしたのでしょうが・・・・主人公の年表見ると、彼女の本番は京都に移って来てからって感じもします。
よってたかって会津がめった打ちにされる歴史ドラマを、地元の方々は、どのような思いで視聴されているのでしょうか・・・・