春風5番2018/04/14 00:55

ベートーヴェンの「皇帝」「運命」という、王道鉄板人気プログラム。おなじ組み合わせは、二年くらい前にテルマンオケの古楽器演奏で聴きましたが、今回はシンフォニーホールで。
これってこんな可愛らしい曲やったんや……ピアノ協奏曲5番は、「皇帝」というなんかふんぞり返ったタイトルとは裏腹に、春風のように優しく柔らかい感じでした。第一楽章のバーン、という出だしのインパクトが強いけど、実は癒し系だったんだ。
それに続いて、フォルテとアレグロでパンチの利いた交響曲5番でイケイケなのです。

コンサート会場ではたくさんチラシをもらいますが、今回演奏の日本センチュリー交響楽団の、今年度パンフレットが大変気合入っていました。主催演奏会のプログラム・日程のみならず、コンサートホールへのアクセスや楽団員全員の顔写真付プロフィール紹介まで。生まれ変わったら「ティラノサウルス」になりたいって小学生男子かい!
お客さんを呼ぶぞ、親しみを持ってもらえるようにアピールだ!
30周年を迎えるセンチュリーの意気込みと、首席指揮者・飯森さんのマネジメント能力を感じました。

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