大臣とデザイナー2015/07/18 12:01

台風は大変ですが、大風で吹き飛ばされるのか、蚊等羽虫の類がいなくなってすっきりするのは嬉しい。


掌返しっていうか。
東京都知事のおっしゃるところの「朝令暮改」の例文として辞書に採用されそうな事態ですね。
新国立競技場。
驚きましたよ。
ほんの二三日前の朝刊記事(紙面の三分の一強を割いた顔写真入りインタビュー)で五輪担当相が「これがふさわしい」「世界に誇る施設にする」と言い切っていたから。
金曜夜に白紙撤回発表されているのに、少なくとも水曜の朝刊発行までその情報を知らされていなかった大臣・・・・・大臣の言葉が軽すぎて涙モンです。
「遠藤五輪大臣はオカザリですよ」と公式発表されたに等しい仕打ちです(薄々分かってはいたことですが)。
この人は激怒して辞職願を叩きつけてもよさそうなものですが。
いや・・・・平気なモノなのかな、政治家も、他の皆さんも。厚い面の皮と強い心臓をお持ちなのでしょう。
首相の決定が全てっていうか、例の法案の話題を吹き飛ばす大風を持って来たっていうか。
もちろん、計画見直しは大多数の日本人が賛成するところでしょうが。
デザインを変えるなら、今度はSANAAの案で行ってほしいです。
世界的に活躍する建築家ユニット。ラビットチェアのカワイイこと(建築じゃないけど)。左右非対称不規則なラインで、人工物に有機的なイメージを持たせるスタンスが好きです。
金沢の美術館とか、彼らの作品は日本国内にもあちこちあるし、ここまで話題になったスタジアム計画に乗って一般にも広く知られるようになれば、各地の観光資源にもなると思うのですが、どうかなあ。

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