「未来のミライ」2019/07/14 16:13

夏休み公開作を控えて、金曜ロードショウもいろいろ放送している。

幼児あるある。あるいは、親御さんあるある、なのかな。毎度、ふくれっ面幼児が不思議ワールドに行って機嫌直して帰ってくるのだから、なるほどのご都合主義。こちらも主人公とおなじく四歳児視点で受け入れるしかない。
タイトルの割にミライちゃん(未来の)の出番は少ない。てっきり、彼女のいる未来ではお兄ちゃんは亡くなっているのだろうと思っていたのだけど(「君の名は」のイメージ)、そんな緻密な物語構成ではなかった。これと言った目的はなく、なりゆきで時間移動しているのか。
不思議ステーションは良かったなあ、不気味で。電車好き幼児の夢っぽい。
そこでようやく、「くんちゃん」が「みらいちゃんのお兄ちゃん」としてのアイデンティティを獲得したのだった。