第84回センバツ、三日目-雨風2012/03/24 22:19

 土曜日だから?
 普通、始球式はその日の第一試合の前だけなのですが、今日は各試合の前に、計三回行われました。投げたのは三人とも、被災地の中学生。
 
 しかし、春一番なのか?堺では風が強いだけでしたが、甲子園球場では雨も結構降って、第三試合目はノーゲームになりました。土曜日で、両アルプスに大応援団が来てたのになあ。昨日も雨で中止になったから、二日も順延です。 
他の二試合にも、影響はあったでしょうねえ。

鳴門2-1洲本
中盤までは、洲本が試合の主導権を握っていたのですが。今年の21世紀枠は、これで三校とも初戦敗退です。
意外なことに、常連のイメージだった鳴門高校、センバツ白星は42年ぶりだとか。
互いのことをよく知っているご近所チーム対決は、両エースによる投げ合い、ノーエラーで四球も0ですが、死球の多さが危なっかしい。締まった投手戦といえなくもないですが、貧打線の印象が。
しかし、10回裏のサヨナラ打は心ふるえました。粘り強く投げ続けた後藤田投手が、チーム三本目の安打を放って出塁。力投のエースを、何としてでもホームに返したい。そんな場面で、よくぞタイムリーを打ってくれました。

作新学院7-3倉敷商
倉敷商のブラバン、「もーもたろさん、ももたろさん」のメロディーは岡山らしいけど、やっぱり応援曲としては長閑すぎる。
そんな倉敷商が三点先取したのですが、足を使ってかき回し、自分たちのペースをさっさと取り戻してあっさり逆転してしまった作新学院。さすが、昨夏4強のメンバーも残っている、実力と経験。
倉敷商も、終盤のエースのピッチングなんかお見事だったんですが、序盤のうちだけしか得点できなかったのが残念。