第97回選手権、6日目、寿司食いネエ!2015/08/11 23:56

第一試合 鶴岡東9-6鳥取城北
日本海側対決。城北もよく追いすがったけど、守りきれなかったっていうか、持ち前の継投がうまくいかなかったなあ。

第二試合 関東一12-10高岡商
三回裏に8-0だったのが、四回表に8-7になるとは思いませんでしたよ。誰も。
両チームの守りの粗さに思う所もありますが、言うだけヤボというものでしょう。
東東京大会では強打で圧勝続きだったという関東一が点差を付け、高岡商が追いつく展開。諦めなければなんとかなるっていうか、高岡商もまた、点差にひるまないだけの打撃への自信があったのでしょう。八回に10-10になった時には感動しましたが、最終回に三度追いつくことはかないませんでした。
高岡商の3番打者が大当たりに当たっていたのですが、4番の子がチャンスに打てなくて、同点どまりで逆転まで至らず勢いを止めてしまったのが残念。
関東一のトップバッター・オコエ選手は評判通りで、二本の三塁打は特大のバネが弾けたようで、走塁は広いストライドでライオンが獲物を追うような速さと力強さ。日本人とは根本的に別種の生体なのだと思いました。…「ダイヤのA」のカルロス選手実物版っていうか……

第三試合 興南6-5石見智翠館
興南二年生投手の、思いきり体を捻った投球。代打によるサヨナラ安打。
そしてもう一つこの試合の見所っていうか特色が、石見智翠館の投手起用法。次々と投手を替える。その中でも、走者を背負ったピンチの場面になると、左翼から田中主将がマウンドに上がる。ワンポイント・リリーフっていうのはたまに(主にプロで)見ますが、彼の場合は度々リリーフ。
ある意味全員野球なチームですが、でもやっぱり田中主将の負担が大きいよなあ。打って守って厳しい場面ばかりに登板して、最終回にサヨナラを打たれる。

第四試合 咲花徳栄15-3三沢商
今年は東北勢が好調負けなしだったのですが、三沢商はめった打ちにされてしまいました。
青森から光星と青森山田以外のチームが甲子園にやってくるようになって、それも公立高校。いい傾向だと思っていたのですが……