01回高校野球選手権大会、準々決勝、投手を助ける打撃2019/08/18 23:59

第一試合は明石商業が7-6で昨夏一回戦のリベンジ果たす。四番バッターが先制タイムリーに本塁打に大活躍。先発投手が四死球多くて嫌な感じだったけど、継投も決まって、エース中森に疲れを残させずに勝利。
劣勢から6-6へ追いついた光星だったけど、できれば中森が出る前にリードしたかったことでしょう。スクイズ外してホッとした直後にバッテリーミスで決勝点献上したのが残念。

第二試合は中京学院大中京(愛知の中京大中京と紛らわしい校名だ。こちらは岐阜のチーム)が、三戦連続試合後半からの逆転勝利6-3。二年生元選手が逆転満塁本塁打で、投手としても活躍。チームは一戦ごとに力と自信をつけていく。大盛り上がりで初の4強だ。
作新学院は初回に3ランで先制して、その後追加点が取れない。中京学院大中京投手陣・守備が粘り強かったというべきかもしれないけど、終盤の中京学院中京の集中打に比べれば、決定力で敗れたように思う。

三試合は星陵が17-1で圧勝。序盤から大量得点を奪って、勝敗より二番の今井選手がサイクル安打なるかどうかが焦点になってしまうくらい(結局、シングルヒットさえ出たらってところで三振)。これまではロースコアで勝って来たのに、今日は前日に延長十四回投げ切ったエースを余裕で休ませる。
仙台育英は出る投手みんな打ちこまれる、攻撃もソロ本塁打のみ。歯車がちょっと見ていられなくなるくらい、まったくイイトコなしだ。

第四試合は履正社が7-3で力と力のぶつかり合いを制す。四番の井上選手の、打席に立つ姿が異様に貫録あって。一回の渋いタイムリーも、六回の走者一掃三打点も、さすがプロ注目選手。
試合展開は今日の第二試合と似たような感じになって、関東一は四番平泉の初回三点本塁打以降は得点できず、逆転されてしまう。……クジ運もあるよなあ、履正社は昨日三回戦第一試合快勝で、関東一は第四試合で延長戦を競り勝って、投手の疲労度が違うでしょう。
それでも、レベルの高い試合。
履正社の準決勝は、同じ近畿勢明石商業と。中森投手攻略できるか。超見たい、でも平日なんだよなあ。