第95回大会、ちょこっと感想 ― 2013/08/24 12:03
甲子園の熱戦が過ぎて、関西にも涼しい雨が降ってきました。
開催期間中、とにかく暑くて熱かった大会を、ちょこっと振り返ると。
前橋育英、初出場初優勝おめでとうございます。
夏は攻撃力、と言われるんですが、今年は守り勝つチームが接戦をモノにしていき、てんっぺんを取りました。チーム打率三割行かない優勝校。
二年生エースの力投。フォークがよく落ちること。野手陣は、失点の絡む失策もポツポツあるんで決して鉄壁じゃないんですが、それと同時に投手を助けるいいプレーもあって、なんか、高校野球らしいチームです。
準優勝の延岡学院。エースが登板できない不運を、三投手継投と好守備でカバーし、コツコツつなぐ打線で勝ち上がってきて、これもチーム一丸って感じで好ましいのですが。
しかし、だったら敗因は何かっていったら、やっぱりそこなのかなあって思うのです。ゲームを支える大黒柱としてのエースと、ゲームの流れを呼び込む本塁打を放ち、超高校級の投手を打ち崩せるスラッガーの、不在。
二年生エースの活躍が多い大会でもありました。超暑い中、体調を崩さない方がむしろおかしいくらいに思えるほどですが、それでも、夏の大会を制するのは意外と、絶対的エースが存在するチームが多いんですよね。継投のチームの方が体力的に有利なハズなのに。
エース一人の実力が複数投手継投に勝る、というよりは、精神的なモノなのかと思っています。俺がゲームを支えるんだという「大黒柱」の気概と、一人で頑張る投手を支えようとするチーム全体の、気迫。何年か前の佐賀北高校は、投手二枚看板で優勝しましたが、あれはあきらかに「抑えのエース」の方が大黒柱として存在していましたからねえ。
大会前半はホームランが量産されて過去最多の予測もされていました。最近の高校生は、体作りにも力を入れてパワーありますからね。しかしそれにも拘わらず、打撃自慢の優勝候補が次々と甲子園を去って行って、総数は抑えられてしまいました。ほんと、今年は守備力の大会でした。
とにかく暑かった。それにも拘わらず、大会期間中のお客さん総数は、ここ5年では最多なんだそうです。話題の強豪校や地元関西のチームが早々に消えていったというのに。
初出場校が多かったからか。東北勢の躍進(ちゃんと地元出身者を中心にしたチームで)のためか。
なによりも、連日の好ゲームが、お客さんを球場へ呼び込んだのだと、思いたいです。
開催期間中、とにかく暑くて熱かった大会を、ちょこっと振り返ると。
前橋育英、初出場初優勝おめでとうございます。
夏は攻撃力、と言われるんですが、今年は守り勝つチームが接戦をモノにしていき、てんっぺんを取りました。チーム打率三割行かない優勝校。
二年生エースの力投。フォークがよく落ちること。野手陣は、失点の絡む失策もポツポツあるんで決して鉄壁じゃないんですが、それと同時に投手を助けるいいプレーもあって、なんか、高校野球らしいチームです。
準優勝の延岡学院。エースが登板できない不運を、三投手継投と好守備でカバーし、コツコツつなぐ打線で勝ち上がってきて、これもチーム一丸って感じで好ましいのですが。
しかし、だったら敗因は何かっていったら、やっぱりそこなのかなあって思うのです。ゲームを支える大黒柱としてのエースと、ゲームの流れを呼び込む本塁打を放ち、超高校級の投手を打ち崩せるスラッガーの、不在。
二年生エースの活躍が多い大会でもありました。超暑い中、体調を崩さない方がむしろおかしいくらいに思えるほどですが、それでも、夏の大会を制するのは意外と、絶対的エースが存在するチームが多いんですよね。継投のチームの方が体力的に有利なハズなのに。
エース一人の実力が複数投手継投に勝る、というよりは、精神的なモノなのかと思っています。俺がゲームを支えるんだという「大黒柱」の気概と、一人で頑張る投手を支えようとするチーム全体の、気迫。何年か前の佐賀北高校は、投手二枚看板で優勝しましたが、あれはあきらかに「抑えのエース」の方が大黒柱として存在していましたからねえ。
大会前半はホームランが量産されて過去最多の予測もされていました。最近の高校生は、体作りにも力を入れてパワーありますからね。しかしそれにも拘わらず、打撃自慢の優勝候補が次々と甲子園を去って行って、総数は抑えられてしまいました。ほんと、今年は守備力の大会でした。
とにかく暑かった。それにも拘わらず、大会期間中のお客さん総数は、ここ5年では最多なんだそうです。話題の強豪校や地元関西のチームが早々に消えていったというのに。
初出場校が多かったからか。東北勢の躍進(ちゃんと地元出身者を中心にしたチームで)のためか。
なによりも、連日の好ゲームが、お客さんを球場へ呼び込んだのだと、思いたいです。
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