京都水族館2018/04/22 15:15

さんさんと日の差す公園と、断絶させず続き感がある建物。
京都水族館は、噂に違わぬ楽しいトコロでした。
オオサンショウウオの赤子のような手、水面に出して息するオットセイの鼻、イルカの優美なジャンプ、幻想的なクラゲ、ケンカするチンアナゴ、鰯の群舞の華麗なこと。
そして、ガラス越しではありながら、ペンギンがすぐ目の前に。泳ぎ、歩き、寝そべる姿を存分に堪能できます。
見せ方が、上手いなあ。
生き物たちの魅力をめいっぱい伝えようとする姿勢。好物とか性格とかも紹介されて、説明も分かり易い。

京都アートフリーマーケット2018春2018/03/18 12:41

早春の京都市内。
鴨川の流れ、早咲きの桜の下で、記念写真の袴レディ達。
三条通は京都文化博物館を始めとして、レトロな建物を見ているだけで楽しい。ふらふらあちこちの店を見て回る自分は、いつ車に轢かれてもおかしくない。
そこへ、賑やかな手作り市。
京都市内はこの手のマーケットがしょっちゅうあって楽しそう。先月の弘法市で買ったビアスをしていたら、「あ!」同じ店が!向こうも気付いたよ!
革製品銀製品金工木工陶器布樹脂。アクセサリーが多い、他に鞄とか食器とか衣類とか。
このフリマを始めとして、買い物しまくる。今現在飲んでいるのも紅茶セレクトショップで買ったキャラメルチャイ。
そうした勢い買いのいくつかは、後になってから「やっぱこれ、使いにくいわ」ってなる可能性も小さくないけど。
夜には先斗町で軽く一杯。この細い通りも、レトロでいいです。昼と違って冷えてきて、カウンターで熱燗とおでんを注文。おでんメニューに「鴨と九条ネギ」があるのが京都っぽい。ネギ、メッチャ甘い。上品なお出汁にピッタリ。
飲み屋で名刺をもらうのはよくあるけど、シールもらうのは初めて。確かに、目立つところに貼ってもらった方が宣伝になるわ。

東寺再び2018/02/22 00:36

弘法茶、というのは眉唾だと思ったけど(こういうのはちゃんとした資料に基づいているのか「安倍晋三記念小学校」と同種のものなのか判別が…)、眼精疲労に効くというのは魅力で、和風ハーブと称する見た目枯草みたいなお茶を購入。
夕飯後のデザートに、この浜茶と、干し柿。

2月、しかも曇りがちな日でしたが、紅白黄の梅は可愛らしく。
昨年12月に行ったばかりで、どうせ再訪するならもっと気候の良い時期を選びたいところですが、「京の冬の旅」企画はシーズン・オフに平素非公開なモノを披露して集客を図るもの。
大河ドラマにちなんで、西郷が鳥羽伏見戦争の時に上ったという(役得だなあ!)五重塔の内部公開!!中に入れるのかと思ってタイツの上に厚手の靴下履いてきたのに、四方の扉から見る形で。
講堂と同様、ここも立体曼荼羅。再々々建された、江戸時代の五重塔。壁天井柱の彩色はだいぶ褪せている。何とかして復元してもらえないかな。
そして、わざわざ今日有給取ったのは、21日はお大師さんの月命日を口実に市が立つから。
これが、楽しい。可愛い(けどお高い)お茶碗、手作り鞄、手染めの洋服、奈良の靴下屋さん、骨董品、アクセサリー、食べ物屋さん……
いろんなお店をヒヤカシて、ウキウキだ。

東寺へ2017/12/17 07:03

この時期にこういう所へ行くと、必ず注文してしまう善哉。若い衆のように抹茶ソフトなんかオーダーできません。暖と糖を補給。

法大師さんゆかりの東寺へ。正式名称・教王護国寺ってなんか偉そう。
先月散々国宝仏像見たのにまたかいって感じですが。
最初に食堂で朱印記載してもらって版画展を見て回って。
どっしりした薬師如来さんに、その下の十二神将さんたちの、今にも動き出しそうな躍動感。静と動。
ずらり並んだ立体曼荼羅、彼らを見ていると深夜に密やかに会議など行っているような気になってきます。「今日はかわいい娘が来てたね」「あの不倫旅行の二人には仏罰当てとこうか?」……なんて。漫画の「とめはね!」でもあったけど、端正なお顔の帝釈天さんが象に座ってポーズ決めているのはなんか笑えます。
宮本武蔵作の襖絵はなんだか薄汚れていて鷲が飛んでいるの、分かりにくいです。
五重塔は近くで見ると巨大で貫録あります。これは内部も見てみたいなあ。

松林図屏風、近く遠く2017/11/11 01:18

京都国立博物館、混んでいる時は地階のトイレが空いています。ベンチで休憩もできる。

チケットが一枚余ったので、「国宝展」第三期も行ってきました。四期の杜若図屏風と迷ったのですが、等伯の松林図屏風にしました。
前回は雨やら大混雑やらでしたので、今度は金曜日に半休取って、夕方から行きました。
まずはお庭の散策から。勇壮な建築、台座の上の考える人、吹き上がる噴水、色づき始めた木々、平安時代の石仏が佇み、マスコットキャラが愛想を振りまく……晴天だと、敷地内でのんびりするだけでも癒される感じです。
そうやってグズグズしていると、やっぱり混んできました。
前回見たものはさっと通り過ぎるだけ。金印の列には並びませんでしたが、源氏物語絵巻(柏木)は並びました。平家納経(大河ドラマで観た!墨痕黒々鮮やか)にシビレル。牧谿のお猿さんがカワイイ。
そして、お目当ての松林図屏風ですが、まず、「これは展示の仕方が悪い!」と思いました。明らかに、近づいて細部を見るより少し離れて全体を鑑賞する方が良い、というかそうじゃないと全然面白くない作品なのです。しかし、常にガラスの前に人がいて、離れて全体像を見るなんてできやしません。
屏風に張り付いて見ようとする人の気持ちも分かりますよ。でも私と同じように離れた見ようとして不満げな様子の人は少なくありません。混雑でも、ガラスケースのもう少し手前に立入不可ラインを設けるべきなのに……
しかし、閉館間際に再度近世絵画コーナーに行ってみると……松林図屏風から離れた位置に人だかり、最前列の人はしゃがんで鑑賞。人が少なくなって係りの人が正しい鑑賞スタイルを案内したのか、お客さんが自発的に賢い譲り合いをしたのか。
時々空気を読まずにみんながあえて設けた屏風前の空間に踏み入ってくる人も出てきますが、ちゃんと霧の中の松林を味わいました。
長谷川久蔵の桜の花霞も、丸山応挙の黒い松白い雪の鮮やかさも。ちゃんと全体像を見た方が良い、絶対、良い。
……前回観た風神雷神図も、こうやって見たかったなあ、接近して観たんじゃ構図の妙が判りづらい。
今回は豪華図録も買って帰りました。こんな分厚いの全部読んでいるヒマないって分かっているのですが。

雨の京都、風神雷神2017/10/29 23:41

雨にぬれる京都国立博物館、朝一から長蛇の列。国宝展・第二期の最終日で、宗達の「風神雷神」展示がこの日までだったからか。帰りにはそこまで列は伸びていませんでした。台風の接近が午後以降って予報のため朝一に集中したのかもしれない。
意外とお子さんの姿も。一緒に行った友人によると、ビジュチューンなる番組が小学生に人気なのだという。
とにかく一時間ほど並んでから、空海さんの書からスタート。
火焔型土器の圧倒的個性的造形にニヤニヤしたり、
雪舟の秋冬山水図の枯れた美しさにホレボレしたり、
仏画や絵巻物の登場人物のユーモラスさにホッコリしたり、
豪華花嫁道具の数々に徳川家の力を見せつけられ、
凛々しく且つ優美な刀剣・鎧に、
中華風とも和風とも東南アジア風とも思えてしまう琉球衣裳。
ペルシャ風に見えるけどメイド・イン・チャイナ、有名な夢殿の獅子狩紋様錦にしみじみ感動。
しかし、人ごみの中、ミュージアム・ショップも含めて三時間以上かけて見て回って、結構クタクタです。焦らず休憩を取りこっそりカロリー補給しつつ堪能するのがベストかな。

雨の京都、Rapsodie espagnole2017/10/29 23:36

生憎なお天気の週末になってしまいましたが、二日続けて京都市内へお出かけです。

鴨川合流地点、下賀茂神社は初めて。南北に延びる糺の森は、紅葉でも美しいでしょうが、雨でもそれはそれで趣があります。瀬見の小川を渡り、河合社の、再現方丈も見ました。鴨長明さんの簡易住宅、こじんまりとした愛らしさがあります。
相生社、舞殿、みたらし池、花嫁行列。東西の本殿は国宝なんだそうですが、残念ながら賽銭箱とそのずっと奥にご神体があるんだろうなあってだけであんまりいいカンジには見えません。
それから下賀茂本通りを北上し、この日のメインイベントは、渦巻きスロープ・京都コンサートホール。大フィルの特別公演は、以前井上さんのラテンのノリが楽しかったので、今回のスペイン特集も聴きたくて。
●ラヴェル/スペイン狂詩曲
 ひそやかに忍び寄ってくる、ファンタジックな妖しさ。
●ロドリーゴ/アンダルシア協奏曲
 四本のギターとオーケストラ。ギターとトランペットの組み合わせがこんなに格好良いとは。
●ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲「展覧会の絵」
 友達の展覧会の絵にイメージ曲をつけたムソルグスキーさん。いろんな人に編曲されているのは、それだけ魅力があるってことでしょう。大植さん指揮では何回か聞いたことがあるナンバーを、井上道義指揮で。井上さんの指揮は振りつけっていうか創作ダンスっていうか動きが面白いです。

あんまり長くないエキゾチックな曲を三つと、アンコールはハロウィンにちなんでハチャトゥリアン/仮面舞踏会。

つつじを見に2017/05/05 23:15

駅から徒歩15分と書いていましたが、山に向かって登っていくので結構キツイ。
三室戸寺。西国三十三所の十番なので決して格は低くないのですが平等院に比べればうんと知名度に劣り、その分混んでいなくて。
ハスやアジサイ、紅葉なども楽しめるそうですが、一番の売りはツツジ二万株、なので観に行くなら今。山の斜面にツツジの壁。地形を活かしています。ツツジの通路の真ん中に茶屋が設けられてます。
調子にのって、道なき道をずんずん登っていきました。良い眺め。ざっくりとした木の伐採跡から、きっと予算があればこのあたりもちゃんとした道と展望台作る気なんだろうなあ、と思いました。
……お寺って、観光のための施設ではなかったような気もするのですが、来場者(参拝客ではなく)を楽しませるべくお庭を整えることは避けられないの時代なのか。
出口のお土産売り場で、地元菓子屋の蕨餅を購入、昼食後のデザートに頂いたら大変美味でした。

平等院2017/03/19 12:55

お茶でおなじみ、宇治へ。
面接は午前中で終わり、次の面接まで時間があったので、お昼ご飯に茶蕎麦を頂き、何年振りかで平等院へ行ってきました。割と最近改修があったようで、鳳凰堂の朱も鮮やか、屋根のトリさんも金ぴか。
ご本尊の大日如来に、壁面を舞う雲中菩薩たちの楽しげなこと。
この日は風の強い曇りでしたが、気候が良ければもっと美しかったことでしょう。
栄華を極めた大貴族が、極楽浄土までをも求めた。それは貴族の傲慢なのか、終末への恐れ(死の訪れだけは庶民も金持ちも平等)の裏返しなのか。

東より2014/05/01 00:32

 奈良京都が近所にある関西人の多くにとってなじみ薄い東の古都、鎌倉へ行ってまいりました。初鎌倉。
 丸2日間で、1.5日は鎌倉寺社巡り、0.5日は横浜元町通りとか赤レンガ倉庫とか中華街とかをウロウロしていました。中華街では豚まんを食べました。たくさんお店がある中で、おそらく一番値が張るであろう一個500円。多種類の具材が使われて美味しいのですが、汁が多くて垂れてくるのが難点。それだけでお腹いっぱいになるビッグサイズでした。
 鎌倉は、なんといっても六月がアジサイ・菖蒲が美しいと言われるのですが、今回は四月末。木蓮も藤も盛りを過ぎ、ツツジも今一つ。それでも、「お花観光押し」な鎌倉です。建長寺の牡丹は見事に花盛りでした。シャガ(射干)もあっちこっちで可憐に咲いていました。
 シャガは普通に山中の草むらに薄青く咲く花ですが、鎌倉は山の多い土地。山の斜面に寺社が立つ。メッチャ山登りでした。京都のお寺巡りでは見られない、岸壁を四角くくり抜いた中にお墓をつくる様式がたくさん目につきました。やぐら、と言って、これも平地が少ないが故に、そういう形ができたのだとか。
 鶴岡八幡宮や源氏山のあたりは、修学旅行生や遠足小学生が多かったです。月曜は平日でしたからね。
 大仏の中にも入りました。入ったところで何があるわけでもない狭くて薄暗い空間なのですが(大仏建造の技術的なこととか見ただけで分からんもん)、でもプラス20円で国宝の中入れるなら、と。奈良の大仏よりも小柄で、銅像でピカピカしていないし豪華台座もない青空をバックにした大仏様は、なんとなく気安い感じがしました。
 鎌倉大仏にも昔は大仏殿があったそうですが、大水で流されてしまったそうです。海に近いのも、奈良京都とは異なる趣です。相模湾はキレイでウインドサーフィンがたくさん出ていましたが、残念ながら、富士山は見えませんでした。日差しはあったけど、水平線上の空は白く靄がかかっていて。
 それでも、お天気がもってくれただけ良し、とするべきか。二日目に元町をうろついている頃からパラついてきましたが、傘は使いませんでした。
 食べ物は、蕎麦が美味しかったです。シラス丼も。しかし、生シラスは食べ損ないました。春が旬だっていうのに。鎌倉カスターも、買い忘れてしまった!
 次に行くときは、有名なアジサイの季節か、江の島の方面に行こうかな。