坂東玉三郎の残月 ― 2025/06/14 23:19

雨の京都の南座に、大正時代の長崎が。長椅子の黒猫を抱き、灯籠を流し、ステンドグラスに十字架、長いキセルで阿片の夢。
竹久夢二生誕百四十周年記念、なので、夢二の水彩画、長崎十二景を下敷きにした舞踏劇がメインの公演です。
でも、台詞のない劇よりも、その前の地唄舞の方が美しく感じました。照明で月下を表す以外に、特に凝った演出があるわけでもない。箏と三絃と唄、最小限の動きで情緒を見せる舞。坂東玉三郎の残月。
今回は歌舞伎ではなかったのですが、公開中の映画「国宝」も評判が良いし、来月あたり観に行きたいです。
竹久夢二生誕百四十周年記念、なので、夢二の水彩画、長崎十二景を下敷きにした舞踏劇がメインの公演です。
でも、台詞のない劇よりも、その前の地唄舞の方が美しく感じました。照明で月下を表す以外に、特に凝った演出があるわけでもない。箏と三絃と唄、最小限の動きで情緒を見せる舞。坂東玉三郎の残月。
今回は歌舞伎ではなかったのですが、公開中の映画「国宝」も評判が良いし、来月あたり観に行きたいです。
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