「いだてん 東京オリムピック噺」2019/02/17 23:47

ぜんっぜん、大河ドラマっぽくない。
でも、めっちゃ自由で、面白い。レトロなんだか新しいんだか、何とも言えないけど楽しいことは間違いないオープニング。
初回から、役所広司演じる嘉納治五郎先生が、熱かった。もうこの人主人公でいいんじゃないの!?
来夏の五輪盛り上げ企画としては上出来なんじゃないかと思う。
正直、この国でいまさらオリンピックやってどうするんだろうって、全く開催意義を感じなかったのだけれど。
このドラマで、ようやく、オリンピックの理想とか哲学が語られた気がします。だって、オモテナシはオリンピック精神とは関連性薄いだろうに。
体育会系の暑苦しいウザさ(天狗!)とか、勝利至上主義の醜さ(悲劇!)とか、ムチャな鍛錬(水は飲みましょう)とか、やたらお金かかる(借金まみれ)とか、そういうマイナス面をちゃんと提示してくるの公平さ。
そのうえで、でもやっぱり、スポーツは熱いね。って持ってくる。
五輪の開会式では、メダル候補を抱えた大選手団の国が目立つけれど。
少人数で母国の誇りを背負って来た人たちも、別の意味でドラマチックなんだろうなあ。
何事も、最初が大変で、その分偉大なのだと思う。
五輪にしろ、万博にしろ、やっぱり、初めての国に譲るべきだったんじゃあ……

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