養源院の白象 ― 2025/01/13 16:09
昨日三十三間堂の通し矢を見物に行ったとき、隣接する寺院がちょっと気になって。
淀君が父親を供養するために建て、その妹の二代徳川将軍の正室が再建。伏見城の血塗られた廊下を天井にしていて、手形が普通に確認できる。四百年前の壮絶な戦いの跡。
お目当ては俵屋宗達の初期作品、杉戸に描かれた白象。これが、簡略された形でありながらどっしりと重量感があり、牙が長くて、なんだか目つきも鋭い。
戦場に散った武士たちの供養とか、参拝客のお出迎えとか説明がありましたが、力強すぎて、怨霊調伏、みたいに見えました。
帰りに、境内に丸まっていた猫をなでる。迷惑そうにされましたが。白象の迫力のあと、黒猫の柔らかさに癒やされる。
淀君が父親を供養するために建て、その妹の二代徳川将軍の正室が再建。伏見城の血塗られた廊下を天井にしていて、手形が普通に確認できる。四百年前の壮絶な戦いの跡。
お目当ては俵屋宗達の初期作品、杉戸に描かれた白象。これが、簡略された形でありながらどっしりと重量感があり、牙が長くて、なんだか目つきも鋭い。
戦場に散った武士たちの供養とか、参拝客のお出迎えとか説明がありましたが、力強すぎて、怨霊調伏、みたいに見えました。
帰りに、境内に丸まっていた猫をなでる。迷惑そうにされましたが。白象の迫力のあと、黒猫の柔らかさに癒やされる。
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