「シークレット ウインドウ」 ― 2013/03/02 11:51
土曜日がお休みだと、なんか余裕があります。
主演がジョニー・ディップ、原作がスティーブン・キング、2004年。
妻と別居中の作家は、欝&スランプ中。
そんな彼の前に、シューターと名乗る男が現れて、自分の小説を盗作しただろう、と難癖をつけてくる。作家にはそんな覚えは全くなかったが、シューターは異常なまでにつきまとい、作家の周囲で次々と事件を起こしていく。
シューターの要求は、小説の内容を、彼が書いたとおりに戻して発表しなおすこと。
その小説は、妻に裏切られた男が、妻の殺害を計画するお話で・・・・
このシューターが、作家の想像の産物であることは割と早い段階でピンときます。あまりに不自然やもん。
結局主人公は、自分の中に生じた別人格の主張に逆らえなかったわけですが、そのビフォーアフターの差が良かったですね。
作家がちゃんと自分の自我を保っていた頃はいかにも「病んでる」感じだったのに、シューターに全部やりたい放題やらせてしまった後には、家も身なりも小ざっぱりとして仕事も順調でイキイキしていて。
それなのに、町の人々からは気味悪がられている。彼の正常が、狂気による凶行によってもたらされていることを、なんとなく感じ取っているのですね。
そして小説のラストをあくまでも忠実に「再現せねばならなかった」象徴として、一人ではとても食べきれないほどのトウモロコシが、鍋いっぱいに湯気を立てる。
主演がジョニー・ディップ、原作がスティーブン・キング、2004年。
妻と別居中の作家は、欝&スランプ中。
そんな彼の前に、シューターと名乗る男が現れて、自分の小説を盗作しただろう、と難癖をつけてくる。作家にはそんな覚えは全くなかったが、シューターは異常なまでにつきまとい、作家の周囲で次々と事件を起こしていく。
シューターの要求は、小説の内容を、彼が書いたとおりに戻して発表しなおすこと。
その小説は、妻に裏切られた男が、妻の殺害を計画するお話で・・・・
このシューターが、作家の想像の産物であることは割と早い段階でピンときます。あまりに不自然やもん。
結局主人公は、自分の中に生じた別人格の主張に逆らえなかったわけですが、そのビフォーアフターの差が良かったですね。
作家がちゃんと自分の自我を保っていた頃はいかにも「病んでる」感じだったのに、シューターに全部やりたい放題やらせてしまった後には、家も身なりも小ざっぱりとして仕事も順調でイキイキしていて。
それなのに、町の人々からは気味悪がられている。彼の正常が、狂気による凶行によってもたらされていることを、なんとなく感じ取っているのですね。
そして小説のラストをあくまでも忠実に「再現せねばならなかった」象徴として、一人ではとても食べきれないほどのトウモロコシが、鍋いっぱいに湯気を立てる。
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