「俺様ティーチャー」2010/05/08 22:00

 たとえば。
 正直、どうかと思ってたんですよね。
 最初は私も面白い認識だと思いましたが、ネタとしても、いい加減に飽きるでしょう。
 どいつもこいつも「つんでれつんでれ」って、何もかもその一言でくくってしまうのはいかがなものかと。ボキャブラリーっていうか表現力っていうか、何かが貧しくなっていくようで。
 ところが、笑ってしまいました。こういうのもアリなのか、と。ツンデレもここまで極端にいくと二重人格だわ。

 本編もさることながら、オマケの四コマ「東西南北」が面白すぎ。
 学園コメディー。とにかく小難しくない愉快なモノを読みたくて買った漫画。不良が中心な学園モノって、「今日から俺は」がその昔好きでしたが、あれの少女マンガ版っていうか。
 どいつもこいつも愛すべきバカばっかりで、オモロイキャラクター。
少女マンガにアリガチな、主人公以外の主要登場人物みんな男の子ってパターンですが、彼らは(一応不良なのに)妙に可愛いヤツラばかりで(最近ではツンデレよりオトメンのほうが流行ってるのかなあ)、一番性格男前かつ喧嘩が強いのがヒロインの真冬だったりします。
 が、その上を行く最強キャラが、佐伯先生こと鷹臣くん。人間じゃない、という形容がぴったりのゴーイングマイウェイな先生が、学園長と交わした賭け。ヒロインたちはそれに巻き込まれ協力するする、というのがストーリーの主軸ですが。
 愉快なキャラクターたちの愉快な話が多くて、そのへんの展開は遅いです。単行本7巻の時点でまだ高1の夏休みですから(賭けの期限は三年間な設定なのに)。
 でもまあ、ゆるゆると、彼らの面白い学園生活を描いていってもらいたいもんです。

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