大阪クラシック2012、チェロ ― 2012/09/03 00:58
今年から、大フィル以外の在阪オーケストラも参加することとなって、喜ばしいこと、と大盛り上がりだった大植監督。しかし、訂正が入りました。「ニホンセンチュリー交響楽団、ではなく、ニッポンセンチュリーです!!!!」大爆笑でした。日本センチュリー交響楽団、昨年大阪センチュリーから改名したばっかりですし、日本語って難しいですよね。
てな感じで、今年も、初秋の風物詩(残暑との戦いとも言う)、開催です。
第6公演 15:00
大阪フィル・チェロアンサンブルは、去年一昨年は平日の無料公演だったのに、今年は日曜の有料公演でお客さんたくさん入る中央公会堂の大集会室(しかも、公会堂は昨年まで500円だったのに今年は倍額)になっていて、「やっぱり人気あるんやな」と思って前もってチケット買っていたのですが、当日券も売っていたし、空席もちらほら出ていて、拍子抜けでした。
演奏も、ちょっと聞きづらかったんですね。有料公演はお子ちゃまお断り、なハズなんですが、なんか声が聞こえてくるし、他にも全体的に雑音が多かった。この会場、もしかしたら講演には向いていても、音楽の演奏には適さないのかもしれません。音がはっきりしない感じで。
一昨年の公演が良かったので期待していたし、庄司さんの喋りもおもしろかったのですが。
オープニングのG線上のアリアはなんとか集中できましたが、続くホルベルグ組曲の頃になると、曲に入り込めなかった。二月定期公演でやるグリーグの宣伝も、兼ねていたのでしょうが、残念。
第9公演 16:30
京阪なにわ橋駅アートエリアにて、ニッポンセンチュリー交響楽団のチェロ。ちゃんと、首席奏者が登場。北口大輔さん、なんか、大フィルに比べて若い。でも上手い。
端っこでしたが最前列の椅子に座れました。演奏者との距離がすごく近くて、表情まではっきり見える。この近さが大阪クラシックのええトコですねえ。
ボッケリーニの二重奏に、リゲティのソロに、ハイドンのトリオ。
リゲティさんって時代の新しい人なんですが、現代音楽にありがちな小難しさは感じず、とても格好良い演奏でした。
第13公演 19:00
丸一日聴いて回るのはしんどいので、本日、日曜日はオープニングと最終公演のどちらを取るかちょっと迷ったのですが、結局オーケストラのワーグナー演奏よりも、近藤さんのチェロを取りました。そして、それ正解でした。
ドビュッシー生誕150年ということで、ピアノ三重奏曲より第三楽章。
ピアソラ没後20年で、ブエノスアイレスの秋、と、冬。
ピアソラさんはタンゴの人だそうで、情熱的なジャズみたいで、これも新しい音楽家さんなのですが、格好良い曲でした。近藤さんの一押しだけあります。
会場は大阪市役所正面玄関ホールで、ここも座席数が少なくて、毎度大勢の立ち見ができるのですが、今年はパイプ椅子が並ぶ前に、カーペットスペースを設けていて、そこに直に座ってもらって、後ろで立ち見する人を少なくするようにしていました。
私は椅子に座ったのですが、カーペットの方に行った方が、近くて靴も脱げて、良かったかなあ。
てな感じで、今年も、初秋の風物詩(残暑との戦いとも言う)、開催です。
第6公演 15:00
大阪フィル・チェロアンサンブルは、去年一昨年は平日の無料公演だったのに、今年は日曜の有料公演でお客さんたくさん入る中央公会堂の大集会室(しかも、公会堂は昨年まで500円だったのに今年は倍額)になっていて、「やっぱり人気あるんやな」と思って前もってチケット買っていたのですが、当日券も売っていたし、空席もちらほら出ていて、拍子抜けでした。
演奏も、ちょっと聞きづらかったんですね。有料公演はお子ちゃまお断り、なハズなんですが、なんか声が聞こえてくるし、他にも全体的に雑音が多かった。この会場、もしかしたら講演には向いていても、音楽の演奏には適さないのかもしれません。音がはっきりしない感じで。
一昨年の公演が良かったので期待していたし、庄司さんの喋りもおもしろかったのですが。
オープニングのG線上のアリアはなんとか集中できましたが、続くホルベルグ組曲の頃になると、曲に入り込めなかった。二月定期公演でやるグリーグの宣伝も、兼ねていたのでしょうが、残念。
第9公演 16:30
京阪なにわ橋駅アートエリアにて、ニッポンセンチュリー交響楽団のチェロ。ちゃんと、首席奏者が登場。北口大輔さん、なんか、大フィルに比べて若い。でも上手い。
端っこでしたが最前列の椅子に座れました。演奏者との距離がすごく近くて、表情まではっきり見える。この近さが大阪クラシックのええトコですねえ。
ボッケリーニの二重奏に、リゲティのソロに、ハイドンのトリオ。
リゲティさんって時代の新しい人なんですが、現代音楽にありがちな小難しさは感じず、とても格好良い演奏でした。
第13公演 19:00
丸一日聴いて回るのはしんどいので、本日、日曜日はオープニングと最終公演のどちらを取るかちょっと迷ったのですが、結局オーケストラのワーグナー演奏よりも、近藤さんのチェロを取りました。そして、それ正解でした。
ドビュッシー生誕150年ということで、ピアノ三重奏曲より第三楽章。
ピアソラ没後20年で、ブエノスアイレスの秋、と、冬。
ピアソラさんはタンゴの人だそうで、情熱的なジャズみたいで、これも新しい音楽家さんなのですが、格好良い曲でした。近藤さんの一押しだけあります。
会場は大阪市役所正面玄関ホールで、ここも座席数が少なくて、毎度大勢の立ち見ができるのですが、今年はパイプ椅子が並ぶ前に、カーペットスペースを設けていて、そこに直に座ってもらって、後ろで立ち見する人を少なくするようにしていました。
私は椅子に座ったのですが、カーペットの方に行った方が、近くて靴も脱げて、良かったかなあ。
大阪クラシック2012、トランペットとヴィヴァルディ ― 2012/09/05 01:01
正直に言うと、本当は近藤さんのチェロを聴きたかったのですよね。日曜に聴いたぴあソアラが素敵でしたから。シンフォニーホールのコンサートが1000円ってのも、とってもお買い得ですし。
しかし、チケットは完売。残念。
それで、代わりに中央公会堂の中集会室へ。開演予定の19:15より少し遅れて到着したのですが、コンサートの開始も、少し遅れて始まりました。
第39公演
オープニングは、J.Sバッハ トランペット四重奏曲
お次も、ネルーダのトランペット協奏曲。一楽章ごとに、トランペット奏者がタスキリレーで。
そして、九月に就任したばかりの田野倉コンマスのお披露目、ということで、ヴィヴァルディの「四季」より秋と冬。大フィルは長原コンマスが抜けてしまってガッカリしていましたが、田野倉さんも流石の熱演でした。
アンコールはノリノリのジャズナンバー(タイトル知らない)。トランペットかっこいい!
と、いった具合で、演奏には満足だったのですが。
座席数分のチケットは完売のはずなのに、ぽっかりと、空席がけっこうあるのです。コンサートの開始が遅れたのも、そのせいじゃなかろうかと思っています。
そして、席が空いているにも関わらず、立ち見がゾロゾロいるわけです。私も、遅くなったので立ち見券を買って会場に入ったのですが、座らせてはもらえないのですね。係りの人が言うには、「遅れてくるお客さんもいますから」……「遅れた人は、立ち見でいいんじゃないですか。遅刻ペナルティで」
そもそも、座席指定のチケットではありませんし、立ち見も椅子有も、料金は同じなんですから。新コンマスの初公演も、異様な空席のある不自然な会場より、「座席が足りないくらい盛況で立ち見もでました」ってコンサートの方がいいでしょうに。
平日ですし、前売り買ったけど急用できましたって人も居たでしょうが、でも、あの空席の多さは、ダフ屋さんが変な買占めやったのかなあ。
きっと、今日行きそこなったチェロの会場も、空席はあったんだろうなあ。
しかし、チケットは完売。残念。
それで、代わりに中央公会堂の中集会室へ。開演予定の19:15より少し遅れて到着したのですが、コンサートの開始も、少し遅れて始まりました。
第39公演
オープニングは、J.Sバッハ トランペット四重奏曲
お次も、ネルーダのトランペット協奏曲。一楽章ごとに、トランペット奏者がタスキリレーで。
そして、九月に就任したばかりの田野倉コンマスのお披露目、ということで、ヴィヴァルディの「四季」より秋と冬。大フィルは長原コンマスが抜けてしまってガッカリしていましたが、田野倉さんも流石の熱演でした。
アンコールはノリノリのジャズナンバー(タイトル知らない)。トランペットかっこいい!
と、いった具合で、演奏には満足だったのですが。
座席数分のチケットは完売のはずなのに、ぽっかりと、空席がけっこうあるのです。コンサートの開始が遅れたのも、そのせいじゃなかろうかと思っています。
そして、席が空いているにも関わらず、立ち見がゾロゾロいるわけです。私も、遅くなったので立ち見券を買って会場に入ったのですが、座らせてはもらえないのですね。係りの人が言うには、「遅れてくるお客さんもいますから」……「遅れた人は、立ち見でいいんじゃないですか。遅刻ペナルティで」
そもそも、座席指定のチケットではありませんし、立ち見も椅子有も、料金は同じなんですから。新コンマスの初公演も、異様な空席のある不自然な会場より、「座席が足りないくらい盛況で立ち見もでました」ってコンサートの方がいいでしょうに。
平日ですし、前売り買ったけど急用できましたって人も居たでしょうが、でも、あの空席の多さは、ダフ屋さんが変な買占めやったのかなあ。
きっと、今日行きそこなったチェロの会場も、空席はあったんだろうなあ。
大阪クラシック2012、あっという間に最終日 ― 2012/09/09 02:10
7:50には、到着したのですが。毎年、朝から配布する最終公演の整理券には、間に合いませんでした。今年は会場が違うためか、数自体も少ないし。やっぱり、一時間は早く並んでなきゃ取れないなあ。
残念でしたが、それでも一日、計4公演の室内楽を聴いてきました。朝は雨が降ったりしましたが、今日はあんまり暑くなく(31℃じゃ暑いうちに入らなくなった21世紀の日本)て、移動しやすかったです。
大阪クラシックは、早くに並んでいれば、演奏者のすぐ傍で演奏を堪能できるという特典がありますが、それ以外の点では、落ち着いて聴きやすい環境とは言えなかったりもします。尻が痛くなるのをこらえて真ん前の床に直に座るか、後方の椅子に座るか。
第79公演 11:30
バリエール チェロとコントラバスのソナタ
ロッシーニ チェロとコントラバスのための二重奏曲
今年もたくさんの公演に出演している近藤さんは、コンバスの新さんと共にユニット名「THE LOW BOYS」でこれまでも演奏会をしてきたということ。演奏も掛け合いもハマってます。
どこにでも出没する大植監督も、ノリノリで喋る。今年のテーマカラーっぽい、鮮やかなブルーのシャツで、アンコール時の写真撮影を推奨したり、会場の御堂筋ビルの取り締まりの方がお見えとみるやすかさずご紹介したり、各会場でサインのしすぎで手が痛くなったり(指揮者やのに!)と、本日もさすがの営業っぷりです。
アンコールは、近藤さん編曲による、格好良すぎる「団子三兄弟」
第82公演 13:30
無料公演ではお子様の入場OKなのは承知していますが、演奏者のど真ん前の位置でずっとシャベッテるのは、あんまりにも、熱演する演奏者に失礼じゃないでしょうか。赤子の方がまだ納得できる。しかも、親はその近くにいない。おそらく、子供を最前列の床に座らせて、親は後方のパイプ椅子に座っとったのでしょう。
演奏は、それは熱の籠ったものでした。首席客演コンマス崔文泆の、貫録の演奏を、初めてちゃんと聞けました。毎年、なんかタイミングが合わなかったからなあ。
ドヴォルザークの弦楽五重奏第2番と、アンコールはチャルダッシュ。通常大阪クラシック無料公演は持ち時間30分ほどなんですが、この公演はアンコール(これも熱かった!)も合わせて50分近くやってくれました。
第86公演 15:30
シュボア ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
あんまり馴染のない作曲家の曲がきました。そのかわりアンコールは超有名曲「猫ふんじゃった」ピアノ以外で聴くの初めてかも。かわいー。
これは立ち見で。座席数が少ないのは最初から承知していましたから。
ヴァイオリンの田中美奈さんは初日に近藤さんと演奏しはった人。それと、ヴィオラの川元靖子さん。お二人とも、途中空調が故障したのか、随分と暑くなってきた中でご苦労様でした。
そして、土曜の店内を会場に提供してくれたスターバックスさんにも感謝。コーヒーの試飲までさせてもらって
第88公演 17:30
中之島ダイビルのロビーも、椅子が無い会場なので、吹き抜けの二階三階に陣取った方が楽なんですが、せっかく最前列を取れるチャンスだったので、演奏者のど真ん前に三角座り。
お尻が痛くても、でもそのかいはあったかな。演奏もステキで、曲や楽器の説明も丁寧で、近くて見られて良かったです。
モーツァルト ディヴェルディメント第4番より第一楽章
ベートーベン ドン・ジョバンニ「お手をどうぞ」の主題による変奏曲
イベール 木管三重奏
今年はほとんど弦ばっかり聞いていましたが、最後はオーボエ、クラリネット、ファゴットの木管トリオ。関西フィルハーモニー管弦楽団からの演奏でした。柔らかい音色。
アンコールはチャップリン。
今年の大阪クラシックは、大フィル以外のからも演奏者が出たりする一方で、毎年お楽しみな最終日の野津さんのソロがなかったり、アンケートがその場で回収せずに郵送になったりと。
色々変わってきましたが。
とにかく、お疲れ様でした。
残念でしたが、それでも一日、計4公演の室内楽を聴いてきました。朝は雨が降ったりしましたが、今日はあんまり暑くなく(31℃じゃ暑いうちに入らなくなった21世紀の日本)て、移動しやすかったです。
大阪クラシックは、早くに並んでいれば、演奏者のすぐ傍で演奏を堪能できるという特典がありますが、それ以外の点では、落ち着いて聴きやすい環境とは言えなかったりもします。尻が痛くなるのをこらえて真ん前の床に直に座るか、後方の椅子に座るか。
第79公演 11:30
バリエール チェロとコントラバスのソナタ
ロッシーニ チェロとコントラバスのための二重奏曲
今年もたくさんの公演に出演している近藤さんは、コンバスの新さんと共にユニット名「THE LOW BOYS」でこれまでも演奏会をしてきたということ。演奏も掛け合いもハマってます。
どこにでも出没する大植監督も、ノリノリで喋る。今年のテーマカラーっぽい、鮮やかなブルーのシャツで、アンコール時の写真撮影を推奨したり、会場の御堂筋ビルの取り締まりの方がお見えとみるやすかさずご紹介したり、各会場でサインのしすぎで手が痛くなったり(指揮者やのに!)と、本日もさすがの営業っぷりです。
アンコールは、近藤さん編曲による、格好良すぎる「団子三兄弟」
第82公演 13:30
無料公演ではお子様の入場OKなのは承知していますが、演奏者のど真ん前の位置でずっとシャベッテるのは、あんまりにも、熱演する演奏者に失礼じゃないでしょうか。赤子の方がまだ納得できる。しかも、親はその近くにいない。おそらく、子供を最前列の床に座らせて、親は後方のパイプ椅子に座っとったのでしょう。
演奏は、それは熱の籠ったものでした。首席客演コンマス崔文泆の、貫録の演奏を、初めてちゃんと聞けました。毎年、なんかタイミングが合わなかったからなあ。
ドヴォルザークの弦楽五重奏第2番と、アンコールはチャルダッシュ。通常大阪クラシック無料公演は持ち時間30分ほどなんですが、この公演はアンコール(これも熱かった!)も合わせて50分近くやってくれました。
第86公演 15:30
シュボア ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
あんまり馴染のない作曲家の曲がきました。そのかわりアンコールは超有名曲「猫ふんじゃった」ピアノ以外で聴くの初めてかも。かわいー。
これは立ち見で。座席数が少ないのは最初から承知していましたから。
ヴァイオリンの田中美奈さんは初日に近藤さんと演奏しはった人。それと、ヴィオラの川元靖子さん。お二人とも、途中空調が故障したのか、随分と暑くなってきた中でご苦労様でした。
そして、土曜の店内を会場に提供してくれたスターバックスさんにも感謝。コーヒーの試飲までさせてもらって
第88公演 17:30
中之島ダイビルのロビーも、椅子が無い会場なので、吹き抜けの二階三階に陣取った方が楽なんですが、せっかく最前列を取れるチャンスだったので、演奏者のど真ん前に三角座り。
お尻が痛くても、でもそのかいはあったかな。演奏もステキで、曲や楽器の説明も丁寧で、近くて見られて良かったです。
モーツァルト ディヴェルディメント第4番より第一楽章
ベートーベン ドン・ジョバンニ「お手をどうぞ」の主題による変奏曲
イベール 木管三重奏
今年はほとんど弦ばっかり聞いていましたが、最後はオーボエ、クラリネット、ファゴットの木管トリオ。関西フィルハーモニー管弦楽団からの演奏でした。柔らかい音色。
アンコールはチャップリン。
今年の大阪クラシックは、大フィル以外のからも演奏者が出たりする一方で、毎年お楽しみな最終日の野津さんのソロがなかったり、アンケートがその場で回収せずに郵送になったりと。
色々変わってきましたが。
とにかく、お疲れ様でした。
U18世界野球 ― 2012/09/09 21:51
高校野球は普通、毎年三年生が引退して戦力が一新します。ですから、春夏連覇よりも、代替わりしての連続優勝の方がずっと難しいはずです。
この夏優勝した大阪桐蔭は、当然次は、来春のセンバツでの三期連続優勝を狙うわけですが、今年活躍した選手の多くが抜けてしまいます。
それでも、扇の要たる捕手が残っているのは、大きな強みと言えるでしょう。その森君が、ただ一人二年生にしてソウルで開催のU18世界野球のメンバーに選出されて、びっくりしました。もう秋大会始まるのに、余裕というか、普通はオール三年生ですよ。
森君は藤浪君と共にこの大会のベストナインに選ばれましたし、この経験が森君にとってプラスになってくれればよいのですが、アメリカ戦で吹っ飛ばされたと聞いた時には冷や汗モンでした。
日本はこの米国戦で決勝ラウンド進出を逃し、韓国との5位決定戦も3-0で敗れ、6位という成績に終わりました。
なんで、あのメンバーで勝てない???
最強の布陣に見えたのに、開幕戦から黒星で、その後も危なっかしい感じで。
連戦の疲れってこともあったでしょう、木製バットに慣れてなくて得点が厳しかったということもあるでしょう。
でも、四死球や失策の多さが、納得いかないなあ。
個々の選手の能力は、一級品のハズ。でも、チームとして機能しなければ、「野球」はステキにならないのだなあ。
この夏優勝した大阪桐蔭は、当然次は、来春のセンバツでの三期連続優勝を狙うわけですが、今年活躍した選手の多くが抜けてしまいます。
それでも、扇の要たる捕手が残っているのは、大きな強みと言えるでしょう。その森君が、ただ一人二年生にしてソウルで開催のU18世界野球のメンバーに選出されて、びっくりしました。もう秋大会始まるのに、余裕というか、普通はオール三年生ですよ。
森君は藤浪君と共にこの大会のベストナインに選ばれましたし、この経験が森君にとってプラスになってくれればよいのですが、アメリカ戦で吹っ飛ばされたと聞いた時には冷や汗モンでした。
日本はこの米国戦で決勝ラウンド進出を逃し、韓国との5位決定戦も3-0で敗れ、6位という成績に終わりました。
なんで、あのメンバーで勝てない???
最強の布陣に見えたのに、開幕戦から黒星で、その後も危なっかしい感じで。
連戦の疲れってこともあったでしょう、木製バットに慣れてなくて得点が厳しかったということもあるでしょう。
でも、四死球や失策の多さが、納得いかないなあ。
個々の選手の能力は、一級品のハズ。でも、チームとして機能しなければ、「野球」はステキにならないのだなあ。
「あなたへ」 ― 2012/09/16 23:47
亡くなった奥さんは、何を考えていたのか。刑務所で慰問コンサートを行っていた真意は、獄死した男との関係は、回りくどいやり方で夫に絵手紙を出したのは何故か、自分の遺骨を散骨して欲しいと願ったそのワケは?
その辺を、表に出さないままで終わってしまった映画。不完全燃焼な感じが否めず、後で本屋で原作本をチラ見してラストを補完しました。
老年者(高倉健ももう、すっかりジイさんになってしまって)のラブストーリーかと思ったのですが、なんか、違います。
行く先々で亡くなった奥さんの思い出を回想しているので、それっぽい感じも無くはないのですが、多分、この映画は原作とは違う方向性で描かれているんじゃないでしょうか。
散骨のシーンは美しく描かれましたが、そこがクライマックスとは思えなかった。
宮沢賢治の詩が歌われていたと思えば、締めくくりは山頭火。
主人公は自家製キャンピングカーに乗り込み、遺骨を散骨するために妻の故郷へ向かう、ロードムービー。ロードムービーって、旅先での出会いが重要になってくる映画ですが、そこに作為的なわざとらしさが出てしまいがちで、上手く作るのは難しいんじゃないかと、思ったりします。
主人公が出会った三人の男たちの、それぞれに抱えた、孤独。
帰る場所を失って、放浪を続けるしかなくなった、男たちの物語。
それを、自由と呼ぶのだろうか……
その辺を、表に出さないままで終わってしまった映画。不完全燃焼な感じが否めず、後で本屋で原作本をチラ見してラストを補完しました。
老年者(高倉健ももう、すっかりジイさんになってしまって)のラブストーリーかと思ったのですが、なんか、違います。
行く先々で亡くなった奥さんの思い出を回想しているので、それっぽい感じも無くはないのですが、多分、この映画は原作とは違う方向性で描かれているんじゃないでしょうか。
散骨のシーンは美しく描かれましたが、そこがクライマックスとは思えなかった。
宮沢賢治の詩が歌われていたと思えば、締めくくりは山頭火。
主人公は自家製キャンピングカーに乗り込み、遺骨を散骨するために妻の故郷へ向かう、ロードムービー。ロードムービーって、旅先での出会いが重要になってくる映画ですが、そこに作為的なわざとらしさが出てしまいがちで、上手く作るのは難しいんじゃないかと、思ったりします。
主人公が出会った三人の男たちの、それぞれに抱えた、孤独。
帰る場所を失って、放浪を続けるしかなくなった、男たちの物語。
それを、自由と呼ぶのだろうか……
「悪人」 ― 2012/09/17 22:20
曲がりくねった暗い山道を、車のライトが走っていく。吉田修一の文章を読んでいて、映画の冒頭シーンをまざまざと思い出しました。
映画が大変有名になった、その原作小説。原作のイメージを損なわずに映像化した、良質な映画だったのだなあ。小説だと人物の内面を丁寧に描写してくれています。主人公の青年の真面目な不器用度が、小説の方がうんと高いです。
ある意味、映画の方がすっきりして分かりやすい。
でも、小説の方がテーマに真摯に向き合っているっていうか。
長崎在住の青年・祐一が、出会い系サイトで出会った女を殺害し、同じく出会い系で知り合った女と共に逃亡するお話。
娘を殺された父親の怒りと悲しみは、先月TVで観た「さまよう刃」でも描かれましたが、「悪人」は殺された娘さんの方にも明らかに非があるんですよね。「出会い系」という不名誉なキーワードが事件に付きまとい、父親は殺されたのが自分の娘ではない別の誰かのような気すらしてくる。
この、「出会い」と「誰」というキーワードが、小説では映画よりも強調されています。別に出会い系サイトで知り合ったのでなくとも、普段から付き合いのある人であっても、その人は、自分が思っているような人なのでしょうか。
たとえば、殺された娘さんは、某大会社の創業者とたまたま苗字が同じなもんで「あの社長とは遠い親戚」なんて同僚の前でうそぶいたり、メールのやりとりしてるだけの大学生と「付き合ってる」ことにしたり、結構ええ加減です。
そんな、ちょっと見栄張っちゃうくらいのことから、ラストシーンに至るまで、そういう虚と実の混じりあった感じが、物語の根底にあります。
しかし、彼らにとっては、それが「虚」であっても、構わなかったのです。他愛ない嘘で作り上げた自己の姿でも、金を払って関係を重ねた相手であっても、出会い系サイトで知り合っただけの薄いつながりでも、続けられるはずのない逃避行でも。
明らかに虚像であるのに、彼らは、切実に、必要としていた。自分を満たしてくれる「誰か」に、「出会い」たかった。それは確かに、一つの愛の形なのでしょう。
そんな彼らと対照的なシーンがあります。「しっかりせんといかんよ」
映画でも印象的だった、バスの運転手が祐一の祖母さんに声をかける場面です。映画では、「ばあさんが悪かわけじゃなか」が印象的に思えたのですが(タイトルが「悪人」ですし)。
逃げとるだけじゃ、なんも変わらんとよ。待っとっても助けは来ん。(中略)がんばらんば。馬鹿にされてたまるもんか。がんばらんば。(後略)
困難な現実に、立ち向かう人々の姿の方が、感動は深い。
映画が大変有名になった、その原作小説。原作のイメージを損なわずに映像化した、良質な映画だったのだなあ。小説だと人物の内面を丁寧に描写してくれています。主人公の青年の真面目な不器用度が、小説の方がうんと高いです。
ある意味、映画の方がすっきりして分かりやすい。
でも、小説の方がテーマに真摯に向き合っているっていうか。
長崎在住の青年・祐一が、出会い系サイトで出会った女を殺害し、同じく出会い系で知り合った女と共に逃亡するお話。
娘を殺された父親の怒りと悲しみは、先月TVで観た「さまよう刃」でも描かれましたが、「悪人」は殺された娘さんの方にも明らかに非があるんですよね。「出会い系」という不名誉なキーワードが事件に付きまとい、父親は殺されたのが自分の娘ではない別の誰かのような気すらしてくる。
この、「出会い」と「誰」というキーワードが、小説では映画よりも強調されています。別に出会い系サイトで知り合ったのでなくとも、普段から付き合いのある人であっても、その人は、自分が思っているような人なのでしょうか。
たとえば、殺された娘さんは、某大会社の創業者とたまたま苗字が同じなもんで「あの社長とは遠い親戚」なんて同僚の前でうそぶいたり、メールのやりとりしてるだけの大学生と「付き合ってる」ことにしたり、結構ええ加減です。
そんな、ちょっと見栄張っちゃうくらいのことから、ラストシーンに至るまで、そういう虚と実の混じりあった感じが、物語の根底にあります。
しかし、彼らにとっては、それが「虚」であっても、構わなかったのです。他愛ない嘘で作り上げた自己の姿でも、金を払って関係を重ねた相手であっても、出会い系サイトで知り合っただけの薄いつながりでも、続けられるはずのない逃避行でも。
明らかに虚像であるのに、彼らは、切実に、必要としていた。自分を満たしてくれる「誰か」に、「出会い」たかった。それは確かに、一つの愛の形なのでしょう。
そんな彼らと対照的なシーンがあります。「しっかりせんといかんよ」
映画でも印象的だった、バスの運転手が祐一の祖母さんに声をかける場面です。映画では、「ばあさんが悪かわけじゃなか」が印象的に思えたのですが(タイトルが「悪人」ですし)。
逃げとるだけじゃ、なんも変わらんとよ。待っとっても助けは来ん。(中略)がんばらんば。馬鹿にされてたまるもんか。がんばらんば。(後略)
困難な現実に、立ち向かう人々の姿の方が、感動は深い。
「夢売るふたり」 ― 2012/09/22 12:15
主人公のふたりは、その心情を、あまり言葉ではあらわさない。だから観ている者はその行動や表情から色々読み取るわけですが、全然分からない異様なもののようで、でもなんとなく分からんでもないような気もして、でもやっぱり……
この「分からなさ」がクセになるのが、西川美和映画の凄いとこです。
結末は、割と普通のところに持って行ったなあ、と。話の大枠も、孤独に生きる女たちと、彼女たちに夢を与えて金を吸い取る男って、そんなに珍しいモノでもないでしょう。心細さを抱えながらもシャンと立つ女たちの生き様、大都会に集う地方出身者たちに、スカイツリーを臨む新店舗の夢。
音楽は全編通して夢のように眠たげで、序盤の火災のシーンなんて結構力のある映像なのに、BGMはトロンとしている。
最初のうちは、コメディ調でした。夫の貫也を演じる阿部サダヲ個人のパーソナリティが、大きかったです。優しくて、愛嬌があって、弱くて、ダメな男。こういう男って確かに世界に存在しますが、しかしよくよく考えてみると、女たちに対して共感や安らぎを感じていながら(騙すための演技とは思えない)、それでもシレっと金を取っていくのって、どういう心理構造なんでしょうか。夢のためなのか、妻のためなのか。
このお話の最大の特徴が、妻の里子が男の共犯っていうか、むしろ主犯なところでしょう。里子自身が、貫也に尽くして夢を見る女であったことが、だんだん分かってきます。しかし夢は奪われた。夫の浮気によって。里子は怒るべきだった。実際に猛烈に怒るのですが、その怒りが、状況の受容に変化してしまった。彼女が夫の詐欺行為を猛烈に推し進めてしまったのは、「女が尽くし、男が夢を見せる」彼女たち夫婦の在り方を肯定することだったのでしょうか。単に、夢破れてもなお、夢を見続けたかったのかもしれません
騙した女たちからの借用書をズラリと壁に貼り出す里子。彼女はお店を火事で失っても、夫=夢があれば、とてもいい笑顔でいられました。しかし、彼女は新しいお店を作る資金を得るために、自分の夢を売り出してしまった。夫が夜を他の女たちと過ごしていく一方で、妻はカサカサに乾いた現実に蝕まれて笑わなくなっていきます。
里子のジレンマを、松たか子が好演。
この「分からなさ」がクセになるのが、西川美和映画の凄いとこです。
結末は、割と普通のところに持って行ったなあ、と。話の大枠も、孤独に生きる女たちと、彼女たちに夢を与えて金を吸い取る男って、そんなに珍しいモノでもないでしょう。心細さを抱えながらもシャンと立つ女たちの生き様、大都会に集う地方出身者たちに、スカイツリーを臨む新店舗の夢。
音楽は全編通して夢のように眠たげで、序盤の火災のシーンなんて結構力のある映像なのに、BGMはトロンとしている。
最初のうちは、コメディ調でした。夫の貫也を演じる阿部サダヲ個人のパーソナリティが、大きかったです。優しくて、愛嬌があって、弱くて、ダメな男。こういう男って確かに世界に存在しますが、しかしよくよく考えてみると、女たちに対して共感や安らぎを感じていながら(騙すための演技とは思えない)、それでもシレっと金を取っていくのって、どういう心理構造なんでしょうか。夢のためなのか、妻のためなのか。
このお話の最大の特徴が、妻の里子が男の共犯っていうか、むしろ主犯なところでしょう。里子自身が、貫也に尽くして夢を見る女であったことが、だんだん分かってきます。しかし夢は奪われた。夫の浮気によって。里子は怒るべきだった。実際に猛烈に怒るのですが、その怒りが、状況の受容に変化してしまった。彼女が夫の詐欺行為を猛烈に推し進めてしまったのは、「女が尽くし、男が夢を見せる」彼女たち夫婦の在り方を肯定することだったのでしょうか。単に、夢破れてもなお、夢を見続けたかったのかもしれません
騙した女たちからの借用書をズラリと壁に貼り出す里子。彼女はお店を火事で失っても、夫=夢があれば、とてもいい笑顔でいられました。しかし、彼女は新しいお店を作る資金を得るために、自分の夢を売り出してしまった。夫が夜を他の女たちと過ごしていく一方で、妻はカサカサに乾いた現実に蝕まれて笑わなくなっていきます。
里子のジレンマを、松たか子が好演。
「黒子のバスケ」 ― 2012/09/23 23:51
TVアニメ、終了してしまいました。
バスケ版テニスの王子様?原作は未読。
スポーツとしては色々有りえないレベルなんですが。バシバシとダンクばっかりぶち込んでたり、コートの端からシュート打って当たり前のように決めてしまったり。
スゴイを通り越して笑うトコロではありますが、それなのにナンか格好良く見せてしまう。
演出の力ですね。バスケアクションに、力が入っています。ローテンション主人公・黒子くんの神業パスが、まるで手品のよう。
熱くて、迫力があって、手に汗握る。少年漫画って感じです。
原作はまだまだ続いているようですし、アニメ続編、やってくれないかなあ。
バスケ版テニスの王子様?原作は未読。
スポーツとしては色々有りえないレベルなんですが。バシバシとダンクばっかりぶち込んでたり、コートの端からシュート打って当たり前のように決めてしまったり。
スゴイを通り越して笑うトコロではありますが、それなのにナンか格好良く見せてしまう。
演出の力ですね。バスケアクションに、力が入っています。ローテンション主人公・黒子くんの神業パスが、まるで手品のよう。
熱くて、迫力があって、手に汗握る。少年漫画って感じです。
原作はまだまだ続いているようですし、アニメ続編、やってくれないかなあ。
「ヘルタースケルター」 ― 2012/09/30 22:15
個人的に、「バブル!」という印象。ド派手な色と光と音量に包まれた退廃。
女性に大人気、というこの映画。
正直、そこまで「キレイ、カワイイ」を熱狂支持する気持ちにはなれないんですが。
周囲から喝采を浴びて、華やかに極悪に好き勝手やっていても、りり子は不機嫌で不安で頼りない。
麻薬みたいなもので、分かっちゃいるけどヤメラレナイ。
りり子と怪しげな(恐ろしげな)美容クリニックを追う検事のセリフが、全般に渡ってポエムなのが笑えます。りり子を称えるポエム。彼女は勇敢な冒険者なのか。
彼女には明確に、意思と自覚があります。
ヒロインが望んで真っ暗な穴に落ちていく物語。
女性に大人気、というこの映画。
正直、そこまで「キレイ、カワイイ」を熱狂支持する気持ちにはなれないんですが。
周囲から喝采を浴びて、華やかに極悪に好き勝手やっていても、りり子は不機嫌で不安で頼りない。
麻薬みたいなもので、分かっちゃいるけどヤメラレナイ。
りり子と怪しげな(恐ろしげな)美容クリニックを追う検事のセリフが、全般に渡ってポエムなのが笑えます。りり子を称えるポエム。彼女は勇敢な冒険者なのか。
彼女には明確に、意思と自覚があります。
ヒロインが望んで真っ暗な穴に落ちていく物語。
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