「時をかける少女」2018/07/22 15:15

2006年、劇場で観た時は、未来設定や何でここで時間止まるのか、とか気になったけど(あと、ボールの投げ方下手すぎ)、今にして思えば、言うだけヤボだった。
タイムリープを繰り返して都合の悪かったことを修正して新しい未来につなげる。トム・クルーズ主演のSF映画でもそんなのあったけど、男友達が告ってくるのを避けるためにタイムリープするのって斬新。
タイムリープ理由のくだらなさとか、巻き戻してやり直しても上手くいかない感じとか、いちいち「ジャンプ・突撃・転がる」しなきゃならないとか、ヒロインの頭悪い設定を存分に活かす。そしてまさかのシリアス展開。
改めて観ると、シナリオ構成上手いなあ。と思ったら、これは細田監督の脚本じゃないのですね。納得。他の作品はファミリードラマの傾向が強いのに、「時かけ」だけはファンタジー要素のあるジュブナイルだから。
片思いでも両思いでも、なんか甘酸っぱくて恥ずかしい感じ。
春から夏休み前まで。短いけど、かけがえのない、時間。

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