101回高校野球選手権大会、五日目、伝説と共に ― 2019/08/11 00:05
第一試合
取って取られての打ち合いを制した、関東一校。
10-6で迎えた九回、満塁まで攻めた日本文理の攻撃には十年前決勝戦の伝説的追い上げが思い起こさされたけど、ここから、関東一の抑えエース・谷くんの気迫のピッチングがお見事で。
第二試合
伝説としては、こちらも一級品、夏に熊本工が出場するたびにTVで放送される「奇跡のバックホーム」……これのおかげであと一歩のところで栄冠をつかみ損ねた学校だと思うと、応援したくなる熊工。初回に先制を許し、四回に2-2に追いついてから、0行進の守り合い。
勝敗を決めたのは、延長12回のサヨナラ本塁打。
3-2で勝利した、熊本工の抑えのエース・村上君の投球も素晴らしかったけど。山梨学院大主将・相沢投手の、マウンドからチームを引っ張り続けた姿も立派。
第三試合
二回戦最初の試合は隣県対決。しかしチームは対照的で、広島商は昭和最後の大会で優勝して以来甲子園未勝利で古豪復活を掲げ、岡山学芸館は甲子園初勝利を目指す。
スクイズに、本塁打に、連打に。これぞ伝統校って感じの貫録で優勢に試合を進めていった広島商。……どんなに伝統と実績があっても、選手交代の妙は難しいって思わせる結果になったのだけど。
でも、広島商がしくじったというよりも。
先発投手が初回に負傷退場して想定外であったはずのロングリリーフを、粘って踏ん張って6-5の逆転に導いた、岡山学芸館・中川投手の頑張りに拍手を送りたい。
取って取られての打ち合いを制した、関東一校。
10-6で迎えた九回、満塁まで攻めた日本文理の攻撃には十年前決勝戦の伝説的追い上げが思い起こさされたけど、ここから、関東一の抑えエース・谷くんの気迫のピッチングがお見事で。
第二試合
伝説としては、こちらも一級品、夏に熊本工が出場するたびにTVで放送される「奇跡のバックホーム」……これのおかげであと一歩のところで栄冠をつかみ損ねた学校だと思うと、応援したくなる熊工。初回に先制を許し、四回に2-2に追いついてから、0行進の守り合い。
勝敗を決めたのは、延長12回のサヨナラ本塁打。
3-2で勝利した、熊本工の抑えのエース・村上君の投球も素晴らしかったけど。山梨学院大主将・相沢投手の、マウンドからチームを引っ張り続けた姿も立派。
第三試合
二回戦最初の試合は隣県対決。しかしチームは対照的で、広島商は昭和最後の大会で優勝して以来甲子園未勝利で古豪復活を掲げ、岡山学芸館は甲子園初勝利を目指す。
スクイズに、本塁打に、連打に。これぞ伝統校って感じの貫録で優勢に試合を進めていった広島商。……どんなに伝統と実績があっても、選手交代の妙は難しいって思わせる結果になったのだけど。
でも、広島商がしくじったというよりも。
先発投手が初回に負傷退場して想定外であったはずのロングリリーフを、粘って踏ん張って6-5の逆転に導いた、岡山学芸館・中川投手の頑張りに拍手を送りたい。
101回高校野球選手権大会、六日目、走る走る俺たち ― 2019/08/11 23:48
第一試合
今年は昨年の100回記念大会ほどの熱狂はないけれど、今日は朝から満員通知。16年優勝の作新学院、伝統校の人気だ。(……前夜の高校野球番組の影響かもしれんけど)
春八強の筑陽学園だって負けていない。抑え込まれてきたけれど、野球は九回二死からという通り、安打三つで2打点、土壇場で3-3に追いつき、ゲームは一気に盛り上がる。……のだけど、あと一本、三塁走者を迎え入れて、サヨナラにしなければならなかった。
延長十回、先に点を取らなければ敗北の作新学院は積極攻撃、ランナーは走って走ってプレッシャー掛けて。
作新学院5-3筑陽学園
今時の高校球児にしては細い体を、いっぱいに捻って投げる。トルネードっていうのか。
昨夏八強近江のバッテリーが、三年生最後の甲子園に帰ってきた。相手は神奈川の強豪・東海大相模で、注目のカードだ。
ところが、滋賀大会無失策というのがウソみたいに、ボロボロとエラーが。林投手は明らかに打たせて取るタイプなのに。
そんな近江の歯車の狂いを、見逃す相模に非ず。塁に出れば積極果敢に走り、自分たちのペースで試合を支配する。投手陣も豊富で、失点は押し出し四球のみ。
東海大相模6-1近江
エースで四番。北照の桃枝が自ら0行進を破るタイムリー。その後1-4と逆転されるも、八回に再びタイムリーで2-4と追い上げムードを作る。そして九回の反撃は……
中京学院中京4-3北照。追撃を振り切った岐阜の中京学院中京は、七回に桃枝からもぎ取った4点を、継投で守りきり、次の三回戦は優勝候補のひとつ、東海大相模だ。
本日の大一番、センバツ4強明石商登場。二年生エース中森君やトップバッター来田君が注目集めるけど、捕手の水上君が投手を助ける逆転2ランに盗塁封殺、決勝打は主将の重宮君と、役者がそろってきた感じで、夏初勝利。
一昨年の優勝校、いまや埼玉の常連となった花咲徳栄も点を取られては取り返し追いつきさすがの完成度で、好ゲームを作ってくれました。
明石商4-3花咲徳栄
今年は昨年の100回記念大会ほどの熱狂はないけれど、今日は朝から満員通知。16年優勝の作新学院、伝統校の人気だ。(……前夜の高校野球番組の影響かもしれんけど)
春八強の筑陽学園だって負けていない。抑え込まれてきたけれど、野球は九回二死からという通り、安打三つで2打点、土壇場で3-3に追いつき、ゲームは一気に盛り上がる。……のだけど、あと一本、三塁走者を迎え入れて、サヨナラにしなければならなかった。
延長十回、先に点を取らなければ敗北の作新学院は積極攻撃、ランナーは走って走ってプレッシャー掛けて。
作新学院5-3筑陽学園
今時の高校球児にしては細い体を、いっぱいに捻って投げる。トルネードっていうのか。
昨夏八強近江のバッテリーが、三年生最後の甲子園に帰ってきた。相手は神奈川の強豪・東海大相模で、注目のカードだ。
ところが、滋賀大会無失策というのがウソみたいに、ボロボロとエラーが。林投手は明らかに打たせて取るタイプなのに。
そんな近江の歯車の狂いを、見逃す相模に非ず。塁に出れば積極果敢に走り、自分たちのペースで試合を支配する。投手陣も豊富で、失点は押し出し四球のみ。
東海大相模6-1近江
エースで四番。北照の桃枝が自ら0行進を破るタイムリー。その後1-4と逆転されるも、八回に再びタイムリーで2-4と追い上げムードを作る。そして九回の反撃は……
中京学院中京4-3北照。追撃を振り切った岐阜の中京学院中京は、七回に桃枝からもぎ取った4点を、継投で守りきり、次の三回戦は優勝候補のひとつ、東海大相模だ。
本日の大一番、センバツ4強明石商登場。二年生エース中森君やトップバッター来田君が注目集めるけど、捕手の水上君が投手を助ける逆転2ランに盗塁封殺、決勝打は主将の重宮君と、役者がそろってきた感じで、夏初勝利。
一昨年の優勝校、いまや埼玉の常連となった花咲徳栄も点を取られては取り返し追いつきさすがの完成度で、好ゲームを作ってくれました。
明石商4-3花咲徳栄
101回高校野球選手権大会、七日目、ツナグ ― 2019/08/12 23:53
昨日が山の日で、今日は振替休日らしい。お盆休みなんで、ピンとこないけど。
第一試合
山口・宇部鴻城が打撃力を見せて7-3で快勝。宇和島東も伝統の牛鬼打線で二桁打っているんだけど、もうひと押し、畳み掛けられず。
第二試合
長崎の強豪・海星と、福島から13年連続出場の聖光学院の対決は、投手戦。強豪対決らしく四死球も失策も少ない締まったゲーム、と言いたいのだけど、なぜだろう、物足りなく感じるのは。
聖光学院は本塁打二本いずれもソロでしか得点できず、繋がりの無い攻撃で。海星はベース踏み忘れアピールって珍しい(よく見てるなー)プレイもあって、3-2で三回戦進出。
第三試合
49番目に登場の智弁学園が、気迫を見せる。
一回戦9-0快勝した八戸学院光星が、二回戦でも本塁打二本を含めて六回表までで7-1。このままいくかと思ったら、ゲームはその裏から俄然、面白くなる。
難しいイレギュラーバウンドが内野を襲う。光星先発投手が疲れてきて、四球を絡めたこともあるけれど、まさか、一挙7得点で逆転するなんて。
しかし、光星の見せ場はここから。八回裏満塁まで攻め込まれたのを凌ぎ、九回表の攻撃で、この試合大当たりの近藤選手を敬遠されてからの、注目の、次打者が。
途中出場の選手による甲子園初スイングで、10-8三回戦へ。
智弁学園と津田学園との兄弟四番対決も見たかったけどなあ。智弁主将坂下くんのガッツも熱かった。ベンチ前に並んだ智弁選手たちと共に、感動感謝の合掌。
第四試合
今年は、昨夏や今春に引き続いて出場のチームが多くて応援楽しい。
高岡商は昨年優勝校のタレントぞろい大阪桐蔭相手に善戦、好ゲームだった。なんていうか、派手さはないけど、うまい、崩れない、綻ばない、安心して試合見ていられる印象。
ところが、ミスの無い野球はないのだった。
スクイズ失敗した時は、安打で追加点を奪って挽回。
そして九回二死、あと一つのアウトを、落球。楽観ムードから、緊迫ムードへ。
神村学園は拾ったチャンスを、代打で繋げた。一点差。
4-3、辛くも勝利。荒井投手の横手投げも、だんだん慣れてくるものなのか、今年の高岡商は、終盤ヒヤヒヤだ。
第一試合
山口・宇部鴻城が打撃力を見せて7-3で快勝。宇和島東も伝統の牛鬼打線で二桁打っているんだけど、もうひと押し、畳み掛けられず。
第二試合
長崎の強豪・海星と、福島から13年連続出場の聖光学院の対決は、投手戦。強豪対決らしく四死球も失策も少ない締まったゲーム、と言いたいのだけど、なぜだろう、物足りなく感じるのは。
聖光学院は本塁打二本いずれもソロでしか得点できず、繋がりの無い攻撃で。海星はベース踏み忘れアピールって珍しい(よく見てるなー)プレイもあって、3-2で三回戦進出。
第三試合
49番目に登場の智弁学園が、気迫を見せる。
一回戦9-0快勝した八戸学院光星が、二回戦でも本塁打二本を含めて六回表までで7-1。このままいくかと思ったら、ゲームはその裏から俄然、面白くなる。
難しいイレギュラーバウンドが内野を襲う。光星先発投手が疲れてきて、四球を絡めたこともあるけれど、まさか、一挙7得点で逆転するなんて。
しかし、光星の見せ場はここから。八回裏満塁まで攻め込まれたのを凌ぎ、九回表の攻撃で、この試合大当たりの近藤選手を敬遠されてからの、注目の、次打者が。
途中出場の選手による甲子園初スイングで、10-8三回戦へ。
智弁学園と津田学園との兄弟四番対決も見たかったけどなあ。智弁主将坂下くんのガッツも熱かった。ベンチ前に並んだ智弁選手たちと共に、感動感謝の合掌。
第四試合
今年は、昨夏や今春に引き続いて出場のチームが多くて応援楽しい。
高岡商は昨年優勝校のタレントぞろい大阪桐蔭相手に善戦、好ゲームだった。なんていうか、派手さはないけど、うまい、崩れない、綻ばない、安心して試合見ていられる印象。
ところが、ミスの無い野球はないのだった。
スクイズ失敗した時は、安打で追加点を奪って挽回。
そして九回二死、あと一つのアウトを、落球。楽観ムードから、緊迫ムードへ。
神村学園は拾ったチャンスを、代打で繋げた。一点差。
4-3、辛くも勝利。荒井投手の横手投げも、だんだん慣れてくるものなのか、今年の高岡商は、終盤ヒヤヒヤだ。
101回高校野球選手権大会、八日目、忘れ物を取りに ― 2019/08/13 23:48
何となく予想はできましたが、本日六時半満員通知。前夜から現地入りしないと入れない甲子園球場。盛り上がるのは嬉しいけど、試合を観られないお客さんが出るのは残念だなあ。
第一試合
アルプスから祝福のハッピーバースデー曲、相手応援団からも拍手。しかし、苦い18才誕生日になってしまったんじゃないか、津田学園の前投手。
一回戦で5本塁打の履正社が、二回戦で好投手をどう攻略するかが見所でしたが、三回で引きずりおろし、四回には二桁安打。……でも、熱闘甲子園によると、前投手は「幸せだった」と。圧倒的な打力の前にも、津田学園の二番手投手が安定して、試合の形になった。最後のマウンドにも立てた。
履正社7-3津田学園
履正社はセンバツで奥川投手に三安打完封された打撃を、強化してきた。三回戦、高岡商の横手投げとの対決が楽しみだ。
第二試合
この試合で最も大きい歓声、六回裏、奥川登板。
両チームとも一回戦は1-0の投手戦を制して勝ち上がってきて二回戦、エース同士の投げ合い、……とはならず。この夏甲子園初勝利を上げた立命館宇治(監督が本職京都のパン屋さんてのが興味深い)、投手頼みの貧打チームとナメられましたね。
先発投手には抑え込まれましたが、二番手投手の制球難に乗じて2-5と追い上げ、途中登板した奥川からもタイムリー打って意地を見せた。
星陵6-3立命館宇治
星陵は昨夏逆転サヨナラ満塁本塁打の悔しさを、勝負の厳しさを、力に変えてきた。
第三試合
前日に奈良智弁が一挙7得点で一時逆転というのがありましたが。
今日はさらに派手に、ホームラン三本絡めて七回7点で、逆転。
明徳義塾は五回1点先制したものの、結果として後半、投手交代が遅れたかなあ。智弁和歌山の方がエース途中登板から試合の流れを変えていったのを思うと。
智弁和歌山7-1明徳義塾
五期連続出場選手を三人も擁し、強豪対決を制した智弁和歌山だが、昨夏は一回戦負けで名将の有終の美を飾れなかった。新監督の初の夏甲子園、三回戦は星陵・奥川(さすがに温存はないよね)を打ち崩せるか!
第四試合
めった打ち。序盤で試合を決めてしまって、最終回にはサイクルヒットまで出たよ。
敦賀気比19-3国学院久我山
昨夏は一回戦で大敗したチームが、力強くなって帰ってきた。
第一試合
アルプスから祝福のハッピーバースデー曲、相手応援団からも拍手。しかし、苦い18才誕生日になってしまったんじゃないか、津田学園の前投手。
一回戦で5本塁打の履正社が、二回戦で好投手をどう攻略するかが見所でしたが、三回で引きずりおろし、四回には二桁安打。……でも、熱闘甲子園によると、前投手は「幸せだった」と。圧倒的な打力の前にも、津田学園の二番手投手が安定して、試合の形になった。最後のマウンドにも立てた。
履正社7-3津田学園
履正社はセンバツで奥川投手に三安打完封された打撃を、強化してきた。三回戦、高岡商の横手投げとの対決が楽しみだ。
第二試合
この試合で最も大きい歓声、六回裏、奥川登板。
両チームとも一回戦は1-0の投手戦を制して勝ち上がってきて二回戦、エース同士の投げ合い、……とはならず。この夏甲子園初勝利を上げた立命館宇治(監督が本職京都のパン屋さんてのが興味深い)、投手頼みの貧打チームとナメられましたね。
先発投手には抑え込まれましたが、二番手投手の制球難に乗じて2-5と追い上げ、途中登板した奥川からもタイムリー打って意地を見せた。
星陵6-3立命館宇治
星陵は昨夏逆転サヨナラ満塁本塁打の悔しさを、勝負の厳しさを、力に変えてきた。
第三試合
前日に奈良智弁が一挙7得点で一時逆転というのがありましたが。
今日はさらに派手に、ホームラン三本絡めて七回7点で、逆転。
明徳義塾は五回1点先制したものの、結果として後半、投手交代が遅れたかなあ。智弁和歌山の方がエース途中登板から試合の流れを変えていったのを思うと。
智弁和歌山7-1明徳義塾
五期連続出場選手を三人も擁し、強豪対決を制した智弁和歌山だが、昨夏は一回戦負けで名将の有終の美を飾れなかった。新監督の初の夏甲子園、三回戦は星陵・奥川(さすがに温存はないよね)を打ち崩せるか!
第四試合
めった打ち。序盤で試合を決めてしまって、最終回にはサイクルヒットまで出たよ。
敦賀気比19-3国学院久我山
昨夏は一回戦で大敗したチームが、力強くなって帰ってきた。
101回高校野球選手権大会、九日目、二回戦も終わって ― 2019/08/14 23:54
台風接近のため早々に明日の試合延期が決定。今日二回戦最後で、三回戦前に休養日と思えばいい日程と言えなくもないね。
第一試合
仙台育英一回戦20得点の打撃力で、二回戦も8-5で勝利。なんか、同じ東北の八戸学院光星と似たようなイメージのチームだ。
鳴門だって集中打見事(アルプスから鳴り響く陽気な阿波踊り)だったのだけど、攻撃力より守備力の差が点差になってるなあ。四国勢はこれで全滅。
今大会はほぼ二回戦しか見てないけど、内野送球ミスが多い。
第二試合
山形の鶴岡東が、9-5で初の甲子園2勝。
敗れた習志野の飯塚投手は、相変わらず格好良い。二回途中からのロングリリーフで、劣勢のチームを鼓舞するために狙って三振取って行って、反撃の口火を切るツーベースも。
しかし、選抜準優勝投手を、丸山選手の二打席連続本塁打など、完全に攻略した。一回戦でも好投手・香川を打ち崩しているし、鶴岡東の打撃力本物だ。
今大会は順当に実績ある強豪校が勝ち進んでいるけど、一つくらいはダークホースが出てこないとね。
第三試合
良くも悪くも高校野球らしい、最後まで目が離せない接戦だった。
しかし、足攻を絡めて完成度の高い野球を見せた関東一が、四球失策たくさんの熊本工に負けるわけにはいかないよね。6-5で逃げ切った。
逆に言えば、守備力高めれば熊工はまだ伸びるのだ。一回戦に続いて救援した村上投手はたいへん頼もしい投球でした。来年もぜひ、戻って来てほしい。
第一試合
仙台育英一回戦20得点の打撃力で、二回戦も8-5で勝利。なんか、同じ東北の八戸学院光星と似たようなイメージのチームだ。
鳴門だって集中打見事(アルプスから鳴り響く陽気な阿波踊り)だったのだけど、攻撃力より守備力の差が点差になってるなあ。四国勢はこれで全滅。
今大会はほぼ二回戦しか見てないけど、内野送球ミスが多い。
第二試合
山形の鶴岡東が、9-5で初の甲子園2勝。
敗れた習志野の飯塚投手は、相変わらず格好良い。二回途中からのロングリリーフで、劣勢のチームを鼓舞するために狙って三振取って行って、反撃の口火を切るツーベースも。
しかし、選抜準優勝投手を、丸山選手の二打席連続本塁打など、完全に攻略した。一回戦でも好投手・香川を打ち崩しているし、鶴岡東の打撃力本物だ。
今大会は順当に実績ある強豪校が勝ち進んでいるけど、一つくらいはダークホースが出てこないとね。
第三試合
良くも悪くも高校野球らしい、最後まで目が離せない接戦だった。
しかし、足攻を絡めて完成度の高い野球を見せた関東一が、四球失策たくさんの熊本工に負けるわけにはいかないよね。6-5で逃げ切った。
逆に言えば、守備力高めれば熊工はまだ伸びるのだ。一回戦に続いて救援した村上投手はたいへん頼もしい投球でした。来年もぜひ、戻って来てほしい。
01回高校野球選手権大会、準々決勝、投手を助ける打撃 ― 2019/08/18 23:59
第一試合は明石商業が7-6で昨夏一回戦のリベンジ果たす。四番バッターが先制タイムリーに本塁打に大活躍。先発投手が四死球多くて嫌な感じだったけど、継投も決まって、エース中森に疲れを残させずに勝利。
劣勢から6-6へ追いついた光星だったけど、できれば中森が出る前にリードしたかったことでしょう。スクイズ外してホッとした直後にバッテリーミスで決勝点献上したのが残念。
第二試合は中京学院大中京(愛知の中京大中京と紛らわしい校名だ。こちらは岐阜のチーム)が、三戦連続試合後半からの逆転勝利6-3。二年生元選手が逆転満塁本塁打で、投手としても活躍。チームは一戦ごとに力と自信をつけていく。大盛り上がりで初の4強だ。
作新学院は初回に3ランで先制して、その後追加点が取れない。中京学院大中京投手陣・守備が粘り強かったというべきかもしれないけど、終盤の中京学院中京の集中打に比べれば、決定力で敗れたように思う。
三試合は星陵が17-1で圧勝。序盤から大量得点を奪って、勝敗より二番の今井選手がサイクル安打なるかどうかが焦点になってしまうくらい(結局、シングルヒットさえ出たらってところで三振)。これまではロースコアで勝って来たのに、今日は前日に延長十四回投げ切ったエースを余裕で休ませる。
仙台育英は出る投手みんな打ちこまれる、攻撃もソロ本塁打のみ。歯車がちょっと見ていられなくなるくらい、まったくイイトコなしだ。
第四試合は履正社が7-3で力と力のぶつかり合いを制す。四番の井上選手の、打席に立つ姿が異様に貫録あって。一回の渋いタイムリーも、六回の走者一掃三打点も、さすがプロ注目選手。
試合展開は今日の第二試合と似たような感じになって、関東一は四番平泉の初回三点本塁打以降は得点できず、逆転されてしまう。……クジ運もあるよなあ、履正社は昨日三回戦第一試合快勝で、関東一は第四試合で延長戦を競り勝って、投手の疲労度が違うでしょう。
それでも、レベルの高い試合。
履正社の準決勝は、同じ近畿勢明石商業と。中森投手攻略できるか。超見たい、でも平日なんだよなあ。
劣勢から6-6へ追いついた光星だったけど、できれば中森が出る前にリードしたかったことでしょう。スクイズ外してホッとした直後にバッテリーミスで決勝点献上したのが残念。
第二試合は中京学院大中京(愛知の中京大中京と紛らわしい校名だ。こちらは岐阜のチーム)が、三戦連続試合後半からの逆転勝利6-3。二年生元選手が逆転満塁本塁打で、投手としても活躍。チームは一戦ごとに力と自信をつけていく。大盛り上がりで初の4強だ。
作新学院は初回に3ランで先制して、その後追加点が取れない。中京学院大中京投手陣・守備が粘り強かったというべきかもしれないけど、終盤の中京学院中京の集中打に比べれば、決定力で敗れたように思う。
三試合は星陵が17-1で圧勝。序盤から大量得点を奪って、勝敗より二番の今井選手がサイクル安打なるかどうかが焦点になってしまうくらい(結局、シングルヒットさえ出たらってところで三振)。これまではロースコアで勝って来たのに、今日は前日に延長十四回投げ切ったエースを余裕で休ませる。
仙台育英は出る投手みんな打ちこまれる、攻撃もソロ本塁打のみ。歯車がちょっと見ていられなくなるくらい、まったくイイトコなしだ。
第四試合は履正社が7-3で力と力のぶつかり合いを制す。四番の井上選手の、打席に立つ姿が異様に貫録あって。一回の渋いタイムリーも、六回の走者一掃三打点も、さすがプロ注目選手。
試合展開は今日の第二試合と似たような感じになって、関東一は四番平泉の初回三点本塁打以降は得点できず、逆転されてしまう。……クジ運もあるよなあ、履正社は昨日三回戦第一試合快勝で、関東一は第四試合で延長戦を競り勝って、投手の疲労度が違うでしょう。
それでも、レベルの高い試合。
履正社の準決勝は、同じ近畿勢明石商業と。中森投手攻略できるか。超見たい、でも平日なんだよなあ。
101回高校野球選手権大会、決勝戦、栄冠は ― 2019/08/23 00:07
平日なのに甲子園はお客さんいっぱいでヒマ人多いもんです……私も半休取って自宅TV観戦なんだけどさ。
それだけの価値のある、好ゲームでした。
夏の決勝はエースの疲労でボロボロの試合になることもしばしば。でも、複数投手制と、決勝戦前日に休養日を入れたのと、あとこう言っちゃなんだけど準々決勝と準決勝で割と点差がつくゲームになってあんまり疲れなかったのが良かったか。
履正社初優勝おめでとうございます。しかも、センバツで完敗したチーム相手に競り勝っての栄冠。二年連続で深紅の優勝旗大阪入りは嬉しい半面、ここ数年夏優勝は大阪か関東かどっちかっていう偏りは微妙な気もするのでした。
星陵は準優勝であまりおめでたくないでしょうが、注目エース奥川はずっとマウンドで笑顔、試合を楽しんでいるのに好感がもてました。
しかし、毎回のように走者を背負って三者凡退が取れない奥川投手、プレッシャーをかけ続けられて、疲労しないわけはない。八回に勝ち越し2点奪われたのは、そんな積み重ねによるのではないでしょうか。
試合序盤は、履正社がまずいパターンにハマったんじゃないかとヒヤリでした。一回一死三塁の好機に強行で無得点、逆に二回裏星陵に先制点取られてしまう。センバツの完敗が脳裏をよぎる。
しかし、四番井上の逆転3ランで、空気が変わる。外角高め変化球を、力いっぱい打ち返すって感じじゃなくて、なんか美しいバッティングフォーム。……でも井上君、走者がいる場面で3三振なので、四番打者としてはほぼ奥川に負けてる(本塁打の失投以外は)のだよなあ。
そうやって奥川が打たれながらも粘っている中で、七回裏、履正社先発清水を捉えて3-3の同点、試合は大盛り上がり、目が離せない展開。
そんな緊迫感の中で、八回表の履正社主将・野口の勝ち越しタイムリーが出るのだから。
奥川投手は九回表履正社クリンナップを三者凡退に抑え、その裏の攻撃も粘ったのだけど……北陸勢初優勝はまたも、おあずけ。
二桁安打で3点しか取れなかったのは、走塁死が痛かった。元々積極的に走るチームカラーなのでしょうから、履正社守備陣を褒めるべきでしょう。打力イメージの強いチームですが、今日も無失策。5-3で、初の栄冠。
それだけの価値のある、好ゲームでした。
夏の決勝はエースの疲労でボロボロの試合になることもしばしば。でも、複数投手制と、決勝戦前日に休養日を入れたのと、あとこう言っちゃなんだけど準々決勝と準決勝で割と点差がつくゲームになってあんまり疲れなかったのが良かったか。
履正社初優勝おめでとうございます。しかも、センバツで完敗したチーム相手に競り勝っての栄冠。二年連続で深紅の優勝旗大阪入りは嬉しい半面、ここ数年夏優勝は大阪か関東かどっちかっていう偏りは微妙な気もするのでした。
星陵は準優勝であまりおめでたくないでしょうが、注目エース奥川はずっとマウンドで笑顔、試合を楽しんでいるのに好感がもてました。
しかし、毎回のように走者を背負って三者凡退が取れない奥川投手、プレッシャーをかけ続けられて、疲労しないわけはない。八回に勝ち越し2点奪われたのは、そんな積み重ねによるのではないでしょうか。
試合序盤は、履正社がまずいパターンにハマったんじゃないかとヒヤリでした。一回一死三塁の好機に強行で無得点、逆に二回裏星陵に先制点取られてしまう。センバツの完敗が脳裏をよぎる。
しかし、四番井上の逆転3ランで、空気が変わる。外角高め変化球を、力いっぱい打ち返すって感じじゃなくて、なんか美しいバッティングフォーム。……でも井上君、走者がいる場面で3三振なので、四番打者としてはほぼ奥川に負けてる(本塁打の失投以外は)のだよなあ。
そうやって奥川が打たれながらも粘っている中で、七回裏、履正社先発清水を捉えて3-3の同点、試合は大盛り上がり、目が離せない展開。
そんな緊迫感の中で、八回表の履正社主将・野口の勝ち越しタイムリーが出るのだから。
奥川投手は九回表履正社クリンナップを三者凡退に抑え、その裏の攻撃も粘ったのだけど……北陸勢初優勝はまたも、おあずけ。
二桁安打で3点しか取れなかったのは、走塁死が痛かった。元々積極的に走るチームカラーなのでしょうから、履正社守備陣を褒めるべきでしょう。打力イメージの強いチームですが、今日も無失策。5-3で、初の栄冠。
「ひろしま」 ― 2019/08/25 15:25
人々は精神が極限状態になると、それを分かち合い一体となるために共に歌うのだ。
しかし同じNHKで放送されながら、「いだてん」のメダルラッシュで歌われる君が代と、原爆で焼かれて川に逃れた少女たちの君が代の、なんという落差。
怖いもの見たさもあって視聴したので、わかってはいたけど怖い映画だ。
そして、傑作。公開は原爆投下からたった8年、まだ人々の記憶も生々しい時期に広島で撮影(広島や宮島は自分昨冬行ったっばかりだ)、当時は朝鮮戦争の頃で自衛隊の前身も生まれ、翌54年にはビキニ沖で漁船が核実験被爆。
朗読劇から始まり、高校の教室(被爆体験のある人とない人の入り混じる)で彼らの思いが語られ、1945年8月に舞台は移り、地獄絵図。それぞれの地獄を描く群像劇からやがて一人の少年に焦点が絞られ、月日が流れて、最初の高校へ繋がる。
ヒロシマを扱った作品は絵本に童話に漫画にアニメに、さまざまあるけど、「ひろしま」実写の絶望的な生々しさは、凄い。白黒映画なのがかえって実録映像みたいで。もちろん作りモノなのは分かっているのだけど、当時この映画観たひろしま人のみなさんどう思ったのだろう。
高校パートになると説明や語りが増えてくる。それでも語りつくせはしないのだろう。
死者たちの行進が、止まる日がくるのだろうか。
しかし同じNHKで放送されながら、「いだてん」のメダルラッシュで歌われる君が代と、原爆で焼かれて川に逃れた少女たちの君が代の、なんという落差。
怖いもの見たさもあって視聴したので、わかってはいたけど怖い映画だ。
そして、傑作。公開は原爆投下からたった8年、まだ人々の記憶も生々しい時期に広島で撮影(広島や宮島は自分昨冬行ったっばかりだ)、当時は朝鮮戦争の頃で自衛隊の前身も生まれ、翌54年にはビキニ沖で漁船が核実験被爆。
朗読劇から始まり、高校の教室(被爆体験のある人とない人の入り混じる)で彼らの思いが語られ、1945年8月に舞台は移り、地獄絵図。それぞれの地獄を描く群像劇からやがて一人の少年に焦点が絞られ、月日が流れて、最初の高校へ繋がる。
ヒロシマを扱った作品は絵本に童話に漫画にアニメに、さまざまあるけど、「ひろしま」実写の絶望的な生々しさは、凄い。白黒映画なのがかえって実録映像みたいで。もちろん作りモノなのは分かっているのだけど、当時この映画観たひろしま人のみなさんどう思ったのだろう。
高校パートになると説明や語りが増えてくる。それでも語りつくせはしないのだろう。
死者たちの行進が、止まる日がくるのだろうか。
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