「ザ・ヴァンパイア 残酷な牙をもつ少女」2015/10/28 00:12

A GIRL WALKS HOME ALONE AT NIGHT
邦題より原題のほうが絶対格好良いけど、吸血鬼ものだって分かるようにしなきゃならないのだなあ。
いまどき白黒映画。しかし音楽はテクノっていうのかロックっていうのか、とにかく大音量。
監督のアナ・リリ・アミルプールさんはイラン系米国人で、この映画の舞台も中東のどこかにある寂れた町で、娼婦とか薬中とか胡散臭げな人々が美少女吸血鬼の餌食になる。
黒マントならぬ黒いチャドルを頭からかぶったヴァンパイアがこちら(獲物)を見つめる様子はただならぬ不気味さがあります。
しかし、セリフが極端に少なくて彼女が何考えているのかよく分からない(そこが恐怖ってことでもあるのでしょうが)。ジックリ間を取りすぎて眠たくなってきます。
ストーリーもあるような無いような感じで、ラストに男と町を飛び出した、その後の方がドラマが待っていそうなんですが。
イメージ映像としては面白かったです。