「ファウストの悲劇」 ― 2010/09/17 21:54
舞台劇、この間NHKで放送されていたのを録画したやつ。
原作、クリストファー・マーロウ。演出、蜷川幸雄。主演、野村萬斎。
拍子木に、三味線。歌舞伎の舞台に見立て、空中を舞う天使と悪魔に。鏡張りの背景に、吹き上げる花火。
学問を究めたファウスト博士が、もっともっと多くを手に入れようとして悪魔と契約し、24年後に魂をささげる代わりに、悪魔の力で好き勝手やる話なんですが。
悲劇っていうか、喜劇。ファウストはメフィストフェレスと仲良くタンゴを踊り肩組んで、イタズラの共犯者って感じ。なんというか、のび太がドラえもんの道具を使って悪さをしているのに近い、好き勝手ぶり。そう、最初になんか小難しいことを言っていたファウストですが、ようするに「あんなこといいな、できたらいいな」という主張でもって、黒魔術に手をそめたのです。
透明になってローマ教皇をからかっている場面はまるっきりコント。王侯貴族の前で魔術を披露して得意満面。
ジャイアンポジション(?)にいる貴族が仕返ししようとしても、悪魔を味方につけたファウストはへっちゃらなのです。
メフィスト(勝村正信)はファウストの悪事(っていうか、やっぱりイタズラ?)を叶えるべく頑張っている様子がなんか可愛い。ファウスト・ラブ!な色気が随所に見られます。ルシファーの見せた7つの罪の擬人化もユーモラスで。しかし地獄の住人たちは、ファウストの味方のような顔をして、しかしドラえもんではないのです。
メフィストは手に振り子を持って現れる。
時が来るよ。契約の時が。お前の魂は永遠に救われることのない、地獄に落ちるのだ、と。
目いっぱい好き勝手をしてきた、その代償を支払う時。……、のび太っポイんだよ。
原作、クリストファー・マーロウ。演出、蜷川幸雄。主演、野村萬斎。
拍子木に、三味線。歌舞伎の舞台に見立て、空中を舞う天使と悪魔に。鏡張りの背景に、吹き上げる花火。
学問を究めたファウスト博士が、もっともっと多くを手に入れようとして悪魔と契約し、24年後に魂をささげる代わりに、悪魔の力で好き勝手やる話なんですが。
悲劇っていうか、喜劇。ファウストはメフィストフェレスと仲良くタンゴを踊り肩組んで、イタズラの共犯者って感じ。なんというか、のび太がドラえもんの道具を使って悪さをしているのに近い、好き勝手ぶり。そう、最初になんか小難しいことを言っていたファウストですが、ようするに「あんなこといいな、できたらいいな」という主張でもって、黒魔術に手をそめたのです。
透明になってローマ教皇をからかっている場面はまるっきりコント。王侯貴族の前で魔術を披露して得意満面。
ジャイアンポジション(?)にいる貴族が仕返ししようとしても、悪魔を味方につけたファウストはへっちゃらなのです。
メフィスト(勝村正信)はファウストの悪事(っていうか、やっぱりイタズラ?)を叶えるべく頑張っている様子がなんか可愛い。ファウスト・ラブ!な色気が随所に見られます。ルシファーの見せた7つの罪の擬人化もユーモラスで。しかし地獄の住人たちは、ファウストの味方のような顔をして、しかしドラえもんではないのです。
メフィストは手に振り子を持って現れる。
時が来るよ。契約の時が。お前の魂は永遠に救われることのない、地獄に落ちるのだ、と。
目いっぱい好き勝手をしてきた、その代償を支払う時。……、のび太っポイんだよ。
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