第93回全国高校野球選手権大会、開幕2011/08/07 09:58

 今年も、開幕しました。初出場も多いですが、昨夏やセンバツからの連続出場の学校が目に付く中、昨夏と今春、圧倒的な強さで優勝した興南と東海大相模がいないのがちょっと寂しい。
興南は春夏連続で、主将ひとりだけの入場行進。
 第一試合
 健康福祉大高崎7-6今治西
 開幕ゲームは初出場と常連校の対戦でしたが、健大高崎のノビノビしたプレーが印象的でした。打っても守ってもいい感じでしたが、特徴は機動力。三回に先制した2ランスクイズなんかがこのチームの持ち味なのでしょう。
 逆に、今治西はぎこちなかった。先発投手がコントロール定まらなくて、全体的にリズムが悪い。
 それでも、さすがの愛媛代表。4回途中で投手交代し、その裏の集中打で5-3と逆転。
 しかし、もともと継投のチームとはいえ、予定より交代が早かったか。二番手投手が終盤捕まり、6-4で迎えた9回表に、3点取られて逆転!
 自分たちの野球をしっかりできた健大高崎が甲子園初勝利、二回戦はこれも常連の、横浜高校が相手です。

 第二試合
 金沢4-0伊勢工
 両チームとも、エースピッチャーが四番を打つ。この四番対決の打席が、力入っていて面白かったです。特にマウンドの釜田の、楽しそうな顔。
金沢・釜田投手は評判の速球派ですが、センバツでは加古川北に4点取られて初戦敗退してて、あんまり凄い感じしなかったのですが。この試合は最速152キロ5安打完封、打っても三安打の活躍ぶり。
伊勢工の中川投手も4失点しましたが、決して悪い感じじゃなかったなあ。

 第三試合
 聖光学院5-4日南学園
 花火大会に出かけて試合は見ていなかったのですが、SSFを看板に昨年甲子園デビューした歳内投手が帰ってきました。サヨナラ安打を放って延長10回を制す。
 二回戦は、釜田投手と投げあいか。