レース2011/08/01 23:17

 緑の山に、轟く爆音、香るガソリン。
 七月最後の日曜日に、学校の友達の出場するバイクレースの応援というか見学というか、丹波の山奥まで連れて行ってもらいました。
 機械設計関連のクラスであるためか、バイクいじりの好きな人が結構いるんですが、そんな中でまるっきりその手の知識のない私が「ちょっと見てみたいな」と混じっているのはなんか場違いな気もしていたのですが、なかなか面白かったです。
 最初のうちは、バイク早いしけっこう転倒もあるしで怖かったのですが、転んだり引っ掛けたりは付き物なんですね。
 びっくりしたのは、レース用バイクに混じってスクーターが走っていること。カーブなんか窮屈そうな姿勢に見えるのですが、それなりに速いもんです。
 それと、大人に混じって小学生レーサーが走っていて、しかも上位入賞していること。親から英才教育受けてるうえに、体の軽さがレースに有利なんだそうです。
 そういう感じの、わりと何でもアリなレース大会でした。
 それと、ワタシ制服とかのコスチューム萌えはないはずだったのですが、バイク用のツナギは、間近で実物を見るとこれが格好イイことに気づきました。そのまんま、がんだむとかに乗り込めそう。ただ、着ているだけでメチャ暑いそうですが。
 そう、真夏のレースは温度との戦い。マシンは冷えないしタイヤ溶けるしライダーバテますし。
 友達の出場したのは、午後からの4時間耐久レース。四時間走りっぱなしで、何キロ走ったか走行距離を競うのです。ピットインだ、空気圧だ、ガソリン補給だ、ヒッカケた、レーサー交代だ、手に豆できてる!!
 こんな世界もあるのだなあ、と興味深く思いました。

「風濤」2011/08/06 14:38

 国が死ぬ。滅びる。
そんな表現がたびたび出てきます。
 3.11の破滅的映像を見ながら、私はこの、井上靖の歴史小説を思い出していました。
 日本史で言うところの「元寇」を、高麗視点で描いた小説、なんですが、戦役自体にはほとんど触れていません。
 日本に攻め込むまでの、高麗の苦難が延々と続くわけです。
 三十年にわたってモンゴル帝国に国土を蹂躙され、属国となってからも国力が回復する間もなく日本に喧嘩を売る手伝いをさせられて、内乱も起こって。
 あれですね、日本も戦争に負けて自国に戦勝国の軍事基地をおかれて思いやり予算とか国庫から出したりしてるわけですが。
 高麗の王様たちは、何とかしてモンゴル軍を国内に入れないように、日本との戦争が回避されるようにと涙ぐましいまでにがんばるのです。皇帝に気に入られようとして王様自らが頭を辮髪にしたりして。
 しかし、皇帝フビライの圧力は留めることができません。私の中では、蟻の巣穴に水を流し込むイメージが浮かんでくるのですが。
 本書のタイトルは日本との間を隔てる海のことである、というより、世祖フビライの強大で苛烈な存在感を示します。この皇帝は全く人間味を感じさせない、地震雷火事親父的な、抗いようのない天災のような描かれようです。
 そんな強大すぎる存在に振り回されている高麗側の人間たちの苦難に満ちた人生もまた、高麗という国そのもの、歴史そのものに見えてきます。
 苦しい状況にある国を、どうにかして守ろうと、耐えに耐えて。
 でもね。
 今のこの日本という国で耐え忍んでいるのは、津波や原発の被災者ばっかりな気がします。国政を預かっている人たちよ……。

第93回全国高校野球選手権大会、開幕2011/08/07 09:58

 今年も、開幕しました。初出場も多いですが、昨夏やセンバツからの連続出場の学校が目に付く中、昨夏と今春、圧倒的な強さで優勝した興南と東海大相模がいないのがちょっと寂しい。
興南は春夏連続で、主将ひとりだけの入場行進。
 第一試合
 健康福祉大高崎7-6今治西
 開幕ゲームは初出場と常連校の対戦でしたが、健大高崎のノビノビしたプレーが印象的でした。打っても守ってもいい感じでしたが、特徴は機動力。三回に先制した2ランスクイズなんかがこのチームの持ち味なのでしょう。
 逆に、今治西はぎこちなかった。先発投手がコントロール定まらなくて、全体的にリズムが悪い。
 それでも、さすがの愛媛代表。4回途中で投手交代し、その裏の集中打で5-3と逆転。
 しかし、もともと継投のチームとはいえ、予定より交代が早かったか。二番手投手が終盤捕まり、6-4で迎えた9回表に、3点取られて逆転!
 自分たちの野球をしっかりできた健大高崎が甲子園初勝利、二回戦はこれも常連の、横浜高校が相手です。

 第二試合
 金沢4-0伊勢工
 両チームとも、エースピッチャーが四番を打つ。この四番対決の打席が、力入っていて面白かったです。特にマウンドの釜田の、楽しそうな顔。
金沢・釜田投手は評判の速球派ですが、センバツでは加古川北に4点取られて初戦敗退してて、あんまり凄い感じしなかったのですが。この試合は最速152キロ5安打完封、打っても三安打の活躍ぶり。
伊勢工の中川投手も4失点しましたが、決して悪い感じじゃなかったなあ。

 第三試合
 聖光学院5-4日南学園
 花火大会に出かけて試合は見ていなかったのですが、SSFを看板に昨年甲子園デビューした歳内投手が帰ってきました。サヨナラ安打を放って延長10回を制す。
 二回戦は、釜田投手と投げあいか。

ちょっと、高校野球の話、がんばれ日本2011/08/09 06:48

二日目
習志野6-1静岡
明徳義塾3-2北海
帝京8-7花巻東
八幡商8-1山梨学院大付属
三日目
作新学院11-1福井商
唐津商9-4古川工
如水館3-2関商工
東大阪大柏原8-1至学館

 マネージャーが選手たちに手作りのお守りを渡す。
 というのはよくある話ですが、そこに「3.11」の日付が。
 室内練習場に震災の新聞切抜きを掲示するとか。
 がんばろう日本もけっこうですが、しかしそいつを、日本の危機を、高校生に背負わせるのは重くないですか?
 被災地の現状を思えば、意識しないわけにもいかないでしょうが。
アスリートって、その期待感に応えようとするくらいの精神的強さがなければならないものですかね。
 もちろん、大きなものを背負うことで気合が入る、大きな力も出せるってこともあるでしょう。花巻東の、勝ち越されても勝ち越されても、三度同点に追いついた粘りは凄いと思いましたよ。
 でも、5失策。ミスが多くて負けちゃった。
 たしか、関商工の投手だったと思いますが。「楽しまなきゃ損だ」とインタビューで言っていたのは。
 重圧を意識するよりも、自分たちの野球を楽しんでほしい。

 福島の聖光学院はまだ残っています。勝ち上がってほしいとは、思うんですよ。

第93回全国高校野球選手権大会、第四日2011/08/09 23:53

 今日も暑かった。メチャメチャ暑かった!
英明4-1糸満
能代商5-3神村学園
白樺学園3-2鳥取商
知弁和歌山11-1花咲徳栄

 秋田県勢の初戦敗退記録(13連敗)をストップさせたことも喜ばしいですが。
 それ以上に、昨年15-0で初戦敗退したチーム、2回持たずに降板した投手が成長した姿を見せてくれたことが良かったなあ。

第93回全国高校野球選手権大会、第五日、堂々優勝候補2011/08/11 09:35

 昨夜は宇治の花火大会を見に行っていました。
 そして今日から、一週間夏休みです。どのタイミングで球場に行こうかな。

日大三14-3日本文理
開星5-0柳井
新湊4-1龍谷大平安

 大型投手・白根がようやく、完封で甲子園初勝利を手にしました。
 次の相手は怒涛の攻撃力を見せた日大三打線。押さえきれるかな。

第93回全国高校野球選手権大会、第六日、アクシデント2011/08/12 09:29

東洋大姫路4-0海星
 東洋大姫路のエース・原が死球を受けて交代……と思ったら、臨時代走に代走を起用してしまった監督のミスだったそうで、大きな怪我ってわけではなかったようなのでホッとしましたが。(いえ、これで試合負けてたら監督さん責任問題でしたが)
 かわいそうだったのは海星の先発投手でしたね。三回までノーヒットピッチングだったのに、足をひねって降板。急遽マウンドにあがった永江主将は、投げるほうはね、代わり際を狙われたり本塁打を打たれたりしたものの、がんばったと思います。
 だけど攻撃が残念やったなあ。六回の三塁打の後、相手の内野をかき回そうとしてアウトにされてしまう。八回の好機に三振してしまう。
 せっかくの投手戦だったのに、なんかバタバタした試合になったなあ。

光星学院16-1専大玉名
 この夏も、光星の打線は調子に乗ると止まらないなあ。中でも3番川上が満塁本塁打ランニング本塁打タイムリー犠飛で7打点。
 初出場の専修大学玉名は守りも綻んで、犠牲フライで一点かえすのがやっと。

徳島商3-1藤代
関西3-2九州国際大付属
 面接に行っていたのであんまり見ていなかったのですが、帰宅してTVをつけると延長12回裏2-2で三塁に走者がいてました。マウンドの投手は九国のエース・三好ではありませんでした。
 そして、4番のサヨナラ打。
 九国は勝てそうな試合で決定的な何かを掛け違えて、負けてしまうなあ。日大三と並んで、優勝候補に挙げていたのに。
 関西も、チームのレベルは高いのに劇的な負け試合の似合う?イメージがあったのですが、ここは勝負強さを出してきました。
 今年は九州勢、苦しいなあ。

第93回全国高校野球選手権大会、第七日、築かれる伝統2011/08/13 00:37

 今日は一日TVの前でしたが、4試合とも、シビレました。しかし解説者がイマイチで。

明豊6-3東京都市大塩尻
 なんか東京の代表校みたいな校名ですが、長野の高校。春夏通じて初甲子園なのですが、チーム全体がハツラツしているというか、一体感があるというか。九回で1-6と5点差あったけどそんな厳しさを感じさせない、いいムードがありました。追いつくことはできないまでも、そこから2.点返しましたし。
 試合の前半は、ヒットは出ながらも両チームよく守って0行進だったのですが、6回に明豊打線がつながって大量6得点。そのときに、一度三振のコールを受けながら判定がファウルに変更されたことがあったのですが、それが、都市大塩尻の捕手が主審に正直に「バットに当たっていた」と答えたからだという……自分たちが負けていて、ひとつでもアウトが欲しい場面で。……高校野球ファンが大喜びするよなエピソードです。
 この気概。併殺やらバントミスやらでチャンスをつぶしてしまったのが惜しかったですが、もう少し「試合の巧さ」を身につけれは、このチームは今後、強くなるだろうなあ。

智弁学園2-1鶴岡東
 これも、見事な投手戦。ノーエラーで、四死球も少なくて。最後まで勝負がどっちに転がるかわからない、見ごたえのある締まったゲームでした。

横浜6-5健康福祉大高崎
 開幕ゲームで今治西に競り勝った実力はホンモノでした、健大高崎。横浜は前半まででこつこつと5得点を挙げ、先発の柳投手もコースを内外いっぱいまで使うコントロールを見せて安定しているように見えたのですが。
6回に、この5点差をいっきに追いついてしまったよ。
 初戦に続いて3投手のリレーで、後半はむしろ健大高崎ペースにみえたのですが。
 勢いだけでは、勝てない。延長10回にサヨナラ勝利をおさめた横浜との差は、いかにチャンスを確実にモノにするかってトコでしょうね。九回表にも十回表にも、勝ち越しのチャンスはあったのですが、生かしきれず。

金沢4-2聖光学院
 釜田に歳内、両投手の投げあい、打席での対決は熱くって良かったのですが。
 残念なのは、失点にミスが絡んでしまったこと。聖光の先制点もなぜか金沢の捕手が振り逃げを大人しく見逃しているというワケのわからないミスからだったのですが、聖光の守備陣も……一回戦も失策でゲームが苦しくなったっていうのに。
 歳内の決め球を捕らえたタイムリーもあったのですから、金沢の打撃を素直に褒めるべきなのでしょうが。本日は前の三試合が大変堅い守備を見せてくれていたので、余計に残念に感じました。
 まあ、「被災地代表」「福島のチームだから無条件で拍手がもらえる」などの変なプレッシャーもあったのでしょうが。歳内の責任感の強さが、かえって気の毒で。
 さて、勝った釜田は、今日はスピードは抑え気味で変化球主体。それでも10奪三振だ。

第93回全国高校野球選手権大会、第八日、コントロール2011/08/14 13:10

 甲子園球場暑かった。人いっぱい、日が落ちてからせっかく涼しくなったのに、帰りの電車待ちでまた汗かいて。

習志野9-3明徳義塾
 試合開始より30分遅れて球場入りし、スコアボードを見て思いました。
「二回までに被安打5で5失点もしてるやん明徳。失策0やから堅守はいつもどうりやし、習志野が足でかき回したんかもしれへんけど、多分先発の尾松がコントロール悪かったんやろなあ」
 そして、満員の習志野アルプスを見て思いました。
「チアガールのレベル高っ。ブラバン超上手。ていうか歓声がうおお、じゃなくてきゃあぁ、なんやけど女子高ですか!?歌声さわやか癒し系ー」
 てなわけで、いろんな意味で習志野が明徳を圧倒しました。
 明徳も、4番北川の本塁打なんかでがんばったんですが、三投手合わせて10死四球……
 習志野は攻撃の策がぴたりぴたりと当たった感じ。先発の二年生投手は速球は120半ばくらいなんですが、緩急と制球で被安打6に抑える。

八幡商5-3帝京
前半はぜんぜん勝てる気がしなかったんですよねえ。八幡商先発の吉中は7安打され、本塁打も打たれましたが3失点でしのいでいたのですが、打線が打てない。先頭打者を出しながらダブルプレイで好機を潰したのが二度あって。
 しかし、6回あたりから感じが変わってくる。帝京の攻撃がフライが多くなり、打たれてもあんまり怖くなくなってくる。7回裏には、左翼の大飛球をフェンス際に好捕するようなプレーもあって。
 そして九回。三連打で一死満塁。四番の坪田の打球はショートへのゴロ、万事休す。と、おもったら、まさかの失策。3-1に追い上げたあと、5番遠藤が、逆転満塁本塁打!
 前半の苦しいときに大量失点を許さず粘ったことが生かされました。
満員の甲子園が湧き上がった九回でした。

作新学院3-2唐津商
 唐津商の北方投手が、速い球投げると評判だったのですが、153キロ投げられても、ストライクに入らなければ怖くない。ていうか逆に怖すぎるというか。140キロ台にスピード落としてからやや落ち着いたかと思ったけど、やっぱり安心感のある投球じゃなくて、まあ、2点先行されながらも甘くなった球を逃さず逆転した作新打線を称えるべきかな。
 これで、九州勢はあと一校になってしまった。

如水館7-4東大阪大柏原
 めったにないことですが、大阪代表校が負けてもあんまり悔しくない時って、あります。
 あまりにも暑くて我慢できずカキ氷を買ったのですが、夏の第四試合は、一塁側に寄れば日陰になってけっこう涼しいです。で、すぐ隣の如水館アルプスが実に大盛り上がりで楽しげで「アルプスのチケット買っとけば良かったあ」と一緒に踊りたくなってくるほどです。
 で、東大阪柏原高校ですが、甲子園は初出場ですが府大会で8強あたりには常連。私はこのチームの試合見るのは初めてだったのですが、強打のチームだそうですがあんまり怖い打線には見えなかったし先発投手はやたら四死球出すし。
 それでも、なんだかんだで2-1で勝っていたのですが、魔の7回が来ました。一死満塁で、セカンドの失策で4-2と逆転されてしまう。
 この回の失点は、ストライクの入らない投手を引っ張りすぎた監督の選手起用に問題があったと思うのですが。しかしここで、セカンドの子がソッコウ交代させられたんですよねえ。何か事情があったのかもしれませんが、見せしめとか懲罰的な意味での交代だったら嫌だなあ。まだ守りも攻撃もあったのですから、ミスをした子に挽回のチャンスを……
 そのすぐ裏で、如水館のサードも失点につながる失策で荒い泥仕合を演出してくれたんですが、この選手(後で知ったのですが、一年生の四番なんですね、島崎君)は延長で決勝のタイムリーを打ちましたからね。
 そういうのが、高校野球なんですよ。

第93回全国高校野球選手権大会、九日、最後まで分からない2011/08/14 17:20

 夕べは熱闘甲子園を観て早めに就寝しましたが、今朝はグッスリと寝坊しました。

能代商2-0英明
 1時間21分。非常にテンポの良い両エースの投げ合いで、スピーデイーな試合でした。
 英明の速球派・松本投手に注目が集まり勝ちでしたが、完封勝利を挙げたのはこの試合9奪三振した松本ではなく、打たせて取った能代商・保坂投手でした。
 昨日の北方投手もそうですが、速い球投げれば勝てるってもんでもないですよ。
 三回戦の如水館戦、ノッてるチーム同士の対決が楽しみ。

智弁和歌山8-7白樺学園
 強打を誇る智弁和歌山相手で、ある程度の失点は計散の内だったでしょう、北北海道の白樺学園。しかし、中盤まで5-1、失策がらみの1点しか取れない展開で、ワンサイドゲームになるかとも思われたのですが。
 七回表に出ました、同点の満塁本塁打!これを打ったのが、怪我で本調子でなく初回でマウンドを譲ったエースピッチャーだってことが泣かせます。
 さらに、八回表にソロ本塁打で6-5と逆転したのですが、智和歌もすぐに6-6に追いつく。
 その後も凄かった。九回のきわどいピンチとチャンスを経て、試合は延長戦へ。
 十回表に風に乗った幸運なあたりで白樺学園が勝ち越すと、その裏に再度智和歌は追いついて、なおも一死一、二塁。
 ここで、送りバントを処理したサードが、痛恨の一塁悪送球。サヨナラのランナーがホームを駆け抜ける!

日大三11-8開星
 打撃戦。試合開始前は、海星の白根投手がいかに日大三打線を抑えるかが注目されましたが、この投手はやっぱりコントロール甘い。押し出しを含む5失点でいったんマウンドを譲る。
 しかし白根は、打者としては仕事しました。五回、二点タイムリーで5-2に詰め寄ると、次にリリーフとしてマウンドに上がった四番の森が、一点差に迫る二点本塁打。試合は分からなくなってきます。
 六回に6-5と逆転に成功した開星ですが、日大三もさすが、その裏にすぐビッグイニングを作って再度点差を5点に広げます。
 それでもやっぱり、試合決定づけることになんかならない。海星は八回に2点とって3点差に迫り九回の攻撃に賭けます。
 日大三のエース・吉永も、球数が増え海星打線に捕らえられ出してきて、苦しかったでしょう。しかし、踏ん張りました、エースの意地をみせた、完投。
 三回戦の、智和歌との打ち合いはどうなるか!