「貴族探偵エドワード 銀の瞳が映すもの」2011/11/01 00:13

 自分的に、軽く読めそうなライトノベルをチョイス!シリーズの第二弾。
 これも、長くシリーズ続いていて、第一巻は平成17年刊行。
 前に読んだ中華風ファンタジーに比べれば、こちらの英国っぽいモノのほうがまだ、読める感じ。文章がマトモで、キャラクターがけっこういい味出てるっていうか、登場人物のイイ人感が出てて。
 貴族の坊ちゃんが学校卒業後に趣味で私立探偵をはじめ、母校の幽霊事件を調査するうちに、そこで知り合った霊感少年と友達になって、という、探偵もの風心霊ファンタジー。
 サブタイトルにある銀の瞳ってのは比喩でもなんでもなく、霊感少年がその力を発揮するときに目の色が変わるという設定で。
 主役である貴族探偵は、美しい金髪にきれいなお顔、坊ちゃん的な我儘さもあるけど、他人に対して威張ったり見下したりしない気さくなイイ人。……某ホスト部部長タイプ。
 しかし残念ながら、幽霊事件は笑っちゃうほど単純なモノだったので、探偵としての優秀さはあんまり感じられなかったんですよねえ。
 キャラでいえば、このエドワード坊ちゃんの守役のお兄さんが素敵だったかなあ。穏やかで、坊ちゃんに文句言いつつもあたたかく見守っている感じが。

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